【連載ブログ】3DCGとゲームグラフィックデザイナー【第5回】
2011年6月17日 | ゲーム・アニメ3DCG学科
この連載は東京校、大阪校の担任講師が交互に筆を取り、「ゲームグラフィックデザイナー」の職種や仕事内容についてを細かに解説していくコーナーです。
6月も中旬。いよいよ梅雨前線本番といういや~な季節に突入しましたが、いかがお過ごしですか?
大阪校のOばたです。
さて、前々回のブログで東京校のたきもと先生も
書いていましたが、大阪校でも共同制作のチーム分けが行われました。
いよいよ共同制作も本番を迎える時期となりました。
さて、今回で5回目を迎えました連載ブログ!=>過去のブログお楽しみいただいていますでしょうか?
今回は、Oばたが「3DCGとゲームグラフィックデザイナー」についてお話いたします。
さて、「3DCGとゲームグラフィックデザイナー」という事ですが、
最近でこそ、ゲーム=3DCGと言うイメージをする方が
多いかと思いますが、でも実際、そのイメージの定着はここ10年くらいの事なのです・・・
昔は、ドットと言われる2DCGがゲーム業界では主流でした。
今でも、ゲームによっては「ドット」での2Dゲームを
見かけるので、ご存知の方も多いかと思います。
それはさて置き、3DCGは一見、難しそうとか、やりたくないとか思っている人が多いかと思います。
でも、3DCGを勉強すると2Dの技術も上達すると言ったら
どうですか?ちょっとは興味が沸いてきたかな?
でもこれは本当のことなんです!!
それは、絵を上手に描くという技術は、平面の紙面上に立体的に描くという事が重要なのです。
立体的に描くとはどう言う事かと言うと、ゲームはもちろん、
マンガやアニメもそうだけど、正面だけしか出てこない
キャラクターは基本、居ないはずです。
横顔もあれば斜めの方向も、時には後姿も描かなければなりません。
つまりは、絵を描く基本として、360度すべての形を
理解していないと立体的に描く事は出来ないんですね!
でも3DCGを勉強すると、正面の形を作成すると自動的に
横向きの形も一緒に作成する為、いやでも立体を
意識せざる得ないから、上手くなるという事です!
デッサンでもよく「見えない所を意識して描くように!」
と指導したりしますが、それは、見えている面だけを
意識するのではなく、立体として隠れて見えていない面を
意識し、常に全体像をイメージして描く事が上手に立体を
捉えるコツなのです!
これは、2Dのキャラクターイラストなんかも一緒の事!
だから、3DCGを勉強すれば立体という概念を学ぶ事が出来、
それをデッサンやイラストに応用する事が出来れば、
2Dの絵も上手くなるという事なのです!
3DCGは、ゲームグラフィックデザイナーにとって、
ゲーム開発するにあたっての表現する1つの手段として
用いているに過ぎません。
ゲームグラフィックデザイナーに必要な技術は、
今でも絵を描く事、描ける事が重要なのです!
でも、将来ゲームグラフィックデザイナーになりたいけど、
「絵は描いた事ないし、上手く描けないし、無理じゃね?」
とか思っている、そこのあなた!
そんなあなたも、絵のコツさえ掴めば描ける様になります!
体験説明会では絵の描き方のコツや上達するコツなども、体験授業でお教えしています!
絵を描いた事が無いと言う、初心者の方でも大歓迎!
ゲームグラフィックデザイナーに興味がある人や、
絵の勉強がしたい人は、是非AMGに遊びに来てね!
☆体験説明会☆
東京校 体験説明会予約は こちらから
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次回は、東京校たきもと先生による「ゲーム業界と3DCG」をお届けします。
以上、Oばたでした。