【1年生】8月25日って何の日?
2023年8月25日 | ゲーム・アニメ3DCG学科
今週のブログを担当する大田です。
皆さん8月25日は何の日か分かりますか?
そう!
「アーマード・コア6」の発売日です!
僕もすごい楽しみにしていました!
といっても、アーマード・コアシリーズを遊ぶのは初めてなのです。
身体は闘争を求める~のmemeで名前は知っていただけの”にわか”なのですよね。
ボスが強い!!!
いや~こんなかっこいいロボット自分でも作りたいですよね?
というわけで、かっこいいロボットを作るにはどうすればいいのか?
3DCGのハードサーフェスについて、今の僕の知識でまとめてみようと思います。
ハードサーフェスを作りたいならどうモデリングすればいいの?
これはまずモデリングの種類を知る必要があると思います。
モデリングには大きく分けて3つ
•ポリゴンモデリング
最も一般的な方法。
三角や四角などの板を組み合わせてモデリングする。
mayaとかで使われています。
•曲面モデリング
カーブを使ってモデリングする方法。
きれいな曲線が作りやすいですが、あまりできてほしくない五角形以上(n-gon)ができてしまう。
CADなどのソフトで使われているらしいです。
•スカルプトモデリング
粘土をこねるようにモデリングする方法。
有機的な形状が得意。
Zbrushなどで使われています。
以上のモデリング方法があることがわかりました。
なんだか曲面モデリングが一番ハードサーフェスを作りやすそうですよね。
ただn-gonができてしまうのが難しいところ。
また、ポリゴンモデリングのなかでもサブディビジョンと呼ばれる、分割を増やして丸めてくれる機能を使うモデリング方法もあります。
このことから、今の僕がハードサーフェスを作るには以下の方法があると思います。
1.mayaでサブディビジョンモデリング
メリット:きれいなトポロジーで作れる。リトポの手間が少ない。
デメリット:目標の形状にするには、どの形でサブディビジョンをかければいいかの把握がまだ難しい。
2.plasticityを使ってモデリングした後mayaで調整をする
メリット:形を作るのは簡単。ブーリアンやベベルがかけやすい。
デメリット:ソフトにまだ慣れていない。完璧なトポロジーで出力されないので、mayaで調整する必要がある。
3.Zbrushで全体をモデリングした後パーツごとにZリメッシャーを使いリトポする。
メリット:Zbrushでのモデリングが楽。生物的な機械を作りやすいかも?
デメリット:Zリメッシャーが苦手な形状もある。無駄なエッジが増えがち。
どの方法も得手不得手があって奥深いですね。
ここでは3番の方法でのZリメッシャーでのコツについてちょっと解説したいと思います。
まずはハイポリでいいのでスカルプトします。
モデルの角張らせたい部分にポリペイントで線を引いていきます。
このときレイジーマウスの半径を上げると、手振れが補正されていいです。
ポリペイントを利用したポリグループの作成。
作成できたらペイントは消して大丈夫です。
Zリメッシャーをグループ保持のオプションをオンにしてかけて、いい感じのポリゴンになるまで減らします。
ポリグループの境界線にクリースをかけます。
リメッシャーで崩れた形はポリッシュ(グループ)やブラシで調整します。
ポリグループをいかしてディティールをつけるのも良いです。
そんな感じで夏季制作ではハードサーフェスを作りました。
今後も継続して学んでいきたいですね!
最後に別の話になるのですが、週末に大学の時の友達と飲みに行ってきました。
楽しく飲んでいると横から「Zbrush~」「セルルック~」など聞こえてきて、いやこれもう絶対CG業界の人だ!となって話しかけてみるとプロ1年目のキャラモデとアニメーターの方たちでした!
居酒屋で隣の席にCG屋さんが座るなんて偶然あるのですね~。