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【1年生】私のデッサンの軌跡

2023年12月8日 | ゲーム・アニメ3DCG学科

皆様こんにちは!
ゲーム業界でキャラモデラ―になるべく、日々3DCGのキャラクターモデリングを勉強しているものです。
突然ですが、皆様はデッサンをやったことがあるでしょうか?
今回はモデラーを目指す上ではほぼ必須と言われているデッサンについて、私の授業での軌跡も踏まえながら、書いていきたいと思っています。

デッサン自体は皆様もよくご存知かと思いますが、実際にやったことが無い方もいらっしゃるでしょう。
かくいう私がそうで、ここに来るまでにデッサンの授業を受けたことは、“1度”もありませんでした。
※この学校には入る前に特待生試験というものがあり、その中にデッサンの課題があったのでそこでトライしたのが初めてです。

こちらがそんな私のこの学校での第一弾の作品です。

うーん…正直下手ですね…
輪郭線がはっきりしすぎていてリアルとは程遠くなってしまっているのと、背景の黒塗りの雑さが目立ちます…

このように、デッサンとは画用紙などに鉛筆で描き込んでいくものなのでいわゆる「アナログ」であり、パソコンで作業するコンピューターグラフィックスとは一見遠いもののように思われる方もいるかも知れません。

しかし就活や自分の観察力を養うといった面で、実は密接に関わってきます。

例えば「デフォルメのキャラクターを3DCGで作りたい!」となったとき、そのキャラの頭身や骨格、筋肉の付き方はリアルとは程遠いものとなっています。

もしそれらばかりを自分のポートフォリオ(デザイナーの履歴書のようなもので作品集)に入れて就活したとしましょう。
すると企業の方はそのポートフォリオから「その人が本当にリアルな構造を知っているのか?」ということが判断できません。
※スカルプト作品などを別でリアルなものを載せていればこの限りではありません。

また質感表現についても重要です。
石膏像など硬いものの表現、布などの柔らかいものの表現が、鉛筆のタッチできちんと描けているのかどうか。
これができるできないは、3Dのオブジェクトに色や傷などの情報を載せていく「テクスチャリング」という作業の効率に直結します。

これらは「デッサン」の必要性の一例ですが、兎にも角にも“観察力が付く”、これだけでもデッサンをやる意義があります。

そんなこんなで重要性を認識した私はデッサンを頑張り始めました!
不思議と苦ではなく、むしろ楽しかったです。

2番目に描いたものは、
『原神』という有名なゲームに登場する「甘雨」というキャラクターのフィギュアです。

好きな作品のキャラということもあって筆が乗りました!
しかしタイツの黒い部分など何度も描き足したところの輪郭がぼやけてしまっているため、消しゴムで消して整える必要がありました。
まだまだですね……

お次は黒と白のパステルのみで、自分の手を光にかざした逆光表現をしてみました。

手は黒か白かと言われれば白に近いため、黒を基調として描くのは難しかったです……
指の隙間から光が差し込む表現をもっと入れられればよかったかもしれませんね!

続いてはこちら!

実際に授業で代々木公園に行き、そこの気にいった風景をスケッチしたあと、それに実際の石膏像を合わせて描くという高難度なことをやりました。
木々や葉の表現、石膏像がちゃんと接地しているように見えるかといったことがとても難しかったです。

次から後期の授業に移ります。

モチーフがたくさんあって物と物の距離感を描くのに苦労しました。
あとフランスパン、ボウルの質感がムズすぎた……
恥ずかしながら完成しきれませんでした。
特にパンの部分ががが……

そして最後が最近授業で描いたものになります。

またもや石膏像ですが、今回はシンプルに1つのモチーフだけで描きました。
前回完成できなかった悔しさをバネにできたのか、自分としては今までで1番上手く描けたと思っています。

このようにデッサン未経験でも1年経たずにだいぶ進歩できたのが自分でも実感できています。
しかしここで慢心してしまっては本末転倒!
まだまだ精進していく所存です!
それでは!

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