【1年生】UV展開の方法
2023年3月24日 | ゲーム・アニメ3DCG学科
こんにちは。
少しづつ春が見えてくるこの頃です。
暖かくなってきてはいますが、急に寒くなったりで着る服に迷いますね。
今週のブログ担当の加藤です。
さて本日の話題は
「UV展開」についてです!
1.UV展開とは
2.UV展開の方法
3.UVをきれいに展開する
こんな感じで話を進めていきます。
それでは行きましょう。
UV展開とは
「 UV展開とは、3Dで作ったモデルに切り込みを入れ、分解した2Dの平面に作業することを言います。Mayaで行うUV展開は、主に色を塗ったり、質感を出すためのテクスチャーを割り当てる下準備として行います。」
キャド研様から抜粋
なんとなくわかったでしょうか?
つまり下画像のようにすることです!
上の面、下の面、側面という感じでモデルを展開していることがわかると思います。
また、側面は後ろ側で切り込みを入れ、2Dにしています。
UV展開は3Dモデルを2Dにすることでテクスチャを割り当てやすくするためのものです。
また、エフェクトなどでも使うので覚えておくとさらにできる幅が広がること間違いなしです!
UV展開の方法
UV展開は先ほどの図をより分かりやすくしてみました。
どうでしょうか?
この白線でモデルを展開しています。
このようにUV展開はモデルを切る必要が出てくるわけです。
ワンポイント!!
この白線はモデルの切れ目となっています、つまりこの白線でテクスチャが途切れてしまいます。
ですからこの白線はユーザーやカメラから見えない位置で白線を作るといいと思います!
そうすることで途切れた場所が目立たず、違和感が少ないモデルを作ることができます。
MayaではUVタブからUVエディタを開いて作業します。
面やエッジを選択しそこからカットしていきます。
そしてすべてに白線が入ったら、展開をします。
さらにレイアウトを続けて押すとUV展開が完了すると思います!
次は具体的に綺麗に開く方法を描いていきます。
UVをきれいに展開する
まずUVを一つの方向からPlaneで展開します。
これは投影元をY軸に設定しています。
あとは側面を選択し、さらに平面を作成します。
このように軸毎に平面を作成していくと綺麗に展開することが可能です。
複雑な図形になるとどうしても難しく感じてしまうことが多いと思います。
他にもUV展開は方法がたくさんあるので自分なりにいろいろ展開してみてお気に入りの展開方法を作れると作業がはかどりますよ!