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【1年生】自主制作の進め方

2023年2月3日 | ゲーム・アニメ3DCG学科

こんにちは!今週のブログを担当する釣本です。
時が経つのは早いもので就活が始まる時期になりました。
3DCGデザイナーの就活では必ずポートフォリオという自分の作品集が必要になります。
そのため、冬季制作と並行して自分の作品も作る必要があります。
そこで今回は私が行っている自主制作について紹介しようと思います。

私は現在海賊船をテーマにしたオリジナル作品を作っています。
オリジナル作品のため、小物のデザイン等も全て自分で考えて作っています。
その設定画がこちらです。


1枚目の画像はそれぞれの小物のデザイン画です。
3DCGの作業に入ってからデザインを変更するのは無駄な時間がかかってしまうため、この段階で細かいデザインまで考えます。
2枚目の画像は配置とライティングのデザイン画です。
最終的な小物の配置や大まかなライティングを描きこんでいます。
また、この部屋の空気感や外の風景などもこの段階で決めていきます。
このデザイン画を描きこめば描きこむほど作品の完成イメージが膨らみ、モチベーションがとても上がるようになります。
作品に説得力を持たせるために様々な資料を参考にして時代設定や部屋の主の性格、小物ごとの歴史(なぜその傷がついたのか、どのような経緯でこの部屋に置かれることのなったのか)なども考えながら作成していきました。

一通りデザインが決まったらモデリング作業に入っていきます。
最初は細かいディティールは作りこまず、四角形や円柱を配置してサイズ感の調整を行っていきます。
この段階では人型のモデルを表示しながら調整することでよりリアリティのある作品になるように工夫しています。

次に出来上がったラフモデルをライティングや景観を作るのに使用するソフトへ持っていき、カメラの設定や仮のライティングを行います。
それがこちらです。

初期段階でカメラの設定をしておくことで、構図の確認が簡単にできるようになり、モデリングを進めるたびに見え方やディティールの確認ができるようになります。

カメラとライトの設定が一通り終わったらモデルを作りこんでいきます。
今回はMayaというソフトだけでなく、Zbrushというスカルプトツールなども活用しながらモデリングを行いました。
それぞれのソフトの特性を理解し、使い分けることで効率よく制作を進めることができます。
全体の8割ほどモデリングが終わったものがこちらです。

まだ制作途中のため紹介できるのはここまでになりますが、良い作品ができるようにこの先も頑張っていきたいと思います。

今回のブログを読んで少しでも3DCGに興味を持っていただけたら幸いです。
それではまた次回!

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