皆さんこんにちは。 ゲームクリエイター学科ゲームプランナー専攻2年の加納です。
現在は卒業制作を行ったり、将来必要となるスキルや経験を蓄える日々を過ごしております。

さて、この記事では私が企画書を作成する中で欠かせないあるツールについて書きます。

ざっくり一言で言うと、このツールを使用すれば絵が描けなくても自分の思い描くゲーム画面やキャラクター像を相手に分かりやすく伝えることができるといった内容です。

今回ご紹介するツールは「VRoid Studio」です！

やっぱり3Dキャラクターの作成って難しいのではないか、と思った方も多いと思います。
私も使い始めの頃は「やるだけ時間の無駄」と思っていました。しかしVRoid Studioでは、複雑な手順を覚えなくても、各パラメーターを調整するだけで自分好みのキャラクターを作成することができます。

他にも、髪型や衣装、目の光沢など様々な箇所の素材が用意されている為、好みの衣装や髪型の上でクリックするだけで気楽にキャラクターを作ることが可能です！

次に企画書に使用する画像を撮る！

作成した３Dキャラクターを自分好みのポーズに変えていきます。
今回は企画書の表紙に使用するため、ゲームの世界観に合わせたポーズを作りました。

しかもマウスのみでポーズを作ることが可能なため、誰でも簡単に自分好みのポーズを作り画像として保存することができます。

次に企画書に保存した３Dキャラクター画像を使用する！

上記に記載している画像が実際に完成した企画書の表紙になります。

VRoid Studioを活用することでネットから企画書に合うイラストやイメージにあったポーズをしている画像を探す手間が省け、過去に比べて企画書の作成効率が６割程削減できました。

他にも表紙だけではなく、想定しているゲーム画面のイメージを作る際もVRoid Studioでポーズを作りPhotoshopで加工するだけで、自分のアイデアをそのまま表現することが可能になります！
実際に過去の企画書よりもVRoid Studioを使用した企画書の方がゲームのイメージを掴みやすいとコメントを下さることが多く、就活時にも「見やすい」「想定しているゲーム画面が企画書を見ただけで伝わった」などのコメントも頂きました！

VRoid Studioはゲーム制作にも活用できる！

他にもVRoid Studioで作成した３Dモデルはゲームの制作ツールであるUnreal Engine 5などにも使用が可能です！
実際にキャラクターを作成した際に、自分の手で動かしたいと思った方は是非試してみてください！
（上記の画像は冬期に制作したゲームの画面です。キャラクターはVRoid Studioで作成しました）

長い記事を最後まで読んで頂きありがとうございました。

学生の内に作成する企画書はゲームの制作、就職活動など幅広い箇所で必要となります！

しかし、当然のことのように企画書を作成しているのは自分一人ではない為、ゲームの制作や就職活動の際は数多くの企画書が出されることとなります。
当然見る側も時間が限られているので３ページほどしか見ないなんてこともあります。
しかし、いかにその短い時間の中で他の企画者よりも印象を残し興味を持たせるかが重要となります！

自身のアイデアをそのまま企画書に表現でき、作業効率を大幅に向上させることができるVRoid Studioを是非一度試してみてはいかがでしょうか。

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