こんにちは。

アミューズメントメディア総合学院ゲームクリエイター学科/ゲームプログラマー専攻のoffです。

こちらを執筆している日は晩夏初秋の頃。皆様いかがお過ごしでしょうか。

最近は夜明けも遅く、早朝であればコオロギの鳴き声が聞こえてきます。

しかし昼になると蝉の声が聞こえてくるところから、もう少し夏の残り香を感じられそうです。

話は変わりまして現在ゲームクリエイター学科の一年生は、夏の共同制作実習の真っ只中。

私も例に漏れず、必死にパソコンへとかじりつく毎日です。

なぜなら今週は数ある山場の内の一つ、α版プレゼンが待ち受けていたからですね。

それでは今回は、ゲーム制作において避けては通れないα版とやらについて書いていこうと思います。

まず、α版とは何か。

簡単に書くと「試作品」です。ゲームとして遊ぶための最低限のシステムを実装し、それをプレイしてみてゲームの方向性が正しいのかを確認します。

「ゲームの方向性？」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

制作チームはゲームを企画するにあたって、一番最初にどのような人たちにどのように楽しんでもらうのかを決めています。

それがゲームの方向性になるわけです。

もし実装したシステムが最初に決めた方向性と乖離しているようであれば、軌道修正をしなければなりません。

そのため、比較的取り返しのつく段階で確認作業を行う必要があるのです。

そんなα版プレゼン。私は断頭台に登るかのような気持ちで参加しました。

私のゲームプログラマーとしての技術不足、進捗管理の甘さ、チーム運営。それら全てが作ったゲームに滲み出ており、しばらくは胃の痛みに苦しみました。

プレゼンはどうにか終了。

しばらく根を詰めて作業していたこともあり疲れ果てていましたが、

同じ悩みを抱える、違うチームの方々にも色々と相談し、おかげでうまく己の感情や現実と折り合いを付けることができました。

全員がゲーム開発に取り組んでいる環境のため、色々な悩みが出てきます。

しかしそれと向き合って自分なりに答えを出していきながら少しずつでもいいので前進していくことはとても大事です。

周りのクラスのみんなもそれぞれ頑張っており、互いに吐き出せあえるという環境に心の底から感謝しました。

今は次の目標に向けて、今の自分にできる事をしています。

我々の班には私を含めてプログラマーが二人います。分担作業になる以上、作ったプログラムの情報を共有するのはとても大切です。

そこで情報共有のための時間を確保。それがどんなプログラムなのかを話し、コードにメモを書き込みます。

そうすることでいつでも簡単に内容を確認できるようにしました。今まではメモが少なかったこともあり、お互いに分からないところがありました。

その反省をしっかりと生かしていくための時間になったので一安心。しかしこれで満足してしまわぬように、これからも気を引き締めて作業に取り組んでいきます。

これからゲーム完成に向けて頑張っていきます！

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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