みなさんこんにちは。
ゲームクリエイター学科ゲームプランナー専攻のYです。
私の当番のブログではいつもと趣向を変えて、いま私の考えていることを文章化したいと思います。

我々は、ゲーム開発の現場へ志すべく、そのために手段を探し見つけたどり着いた場所が専門学校だ。

こうして、世の中の人々へ喜んでもらえるようなものを産出すべく、技術を磨く、つまり勉学に勤しむのみと思っていた。
しかし、簡単にそうはさせてはくれないものが待ち受けていたのだ。それは、人間による集団活動である。

なぜ、人間による集団活動がゲームクリエイターを志すべく勉学への最短距離の安航を祈らせてくれないのかというと、複雑なものだからだ。人間は脳が発達した高度な動物であり、感情というものを有していて、その感情という機能が障害となっている。

では、その感情というものは一体どういったものなのかというと、動物として生きて生き残る為の生存戦略としての機能である。例えば、危険な外敵が現れれば、扁桃体から不安、恐怖、緊張の感情が流れ込んでくるのである。

しかし、現代では、自然界で生きていた頃、古代の時代とは違い、物理的に戦わずして生存可能であるというのにもかかわらず、その機能が強くあるというのだ。
そのため、遺伝子レベルで色濃く染み付いた、外敵は排除しようという生物としての強い闘争本能が抜けないのである。これが、我々の円滑な安航を祈らせてくれないものとなっているのだ。

そうして、これがゲームクリエイターになるための過程である集団活動にどう関与してくるかというと、例を挙げてみて見るとしよう。

現代我々が生存するに必要であるものは、お金だ。そのお金を得るべく、人間の多くは仕方無しに企業へ入社することを強いられている。

しかし、生存する為、多くの人間に強いられている入社先である企業は、昨今の様々なハラスメントの問題を抱えており、人々の頭を悩ませている。

具体的には一体何が問題として起きているのかというと、企業内では他人より優位に立ちたい、という人間が少なからずおり、闘争本能によって、意見が合わないなど考えがちがうというだけで外敵と見做され、職務に関係のない事まで言い放たれてしまう事などにある。これは、ゲーム制作現場の集団活動にも同じことが言える。

なぜ、意見が合わなかったり、考えや行動が理解できないだけで排除しようとしてしまうのだろうか。

四季が楽しめるDf気候とCfa気候をもつ島国では、おもてなしの心が美徳とされているが、はっきりと意見を言わずにしていると物事が円滑に進まなくなってしまう上に、革新的な発想と革新的な意見の成長の妨げとなってしまうのではないだろうか。
そのため、我々はゲーム開発という集団活動の現場に於いても革新と円滑さ、そして快さを取り入れるべく、真の意味で相手を思いやる徳と教養が必要なのではないだろうか。

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