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滑らないって素晴らしい

2010年9月14日 | 小説・シナリオ学科

「わっ」

千尋はスケートが苦手らしく、一歩進んでは壁に激突している。すぐにコツを掴んだ湊は軽く一周、苦もなく滑ってきた。だから、壁際から離れられない千尋を支えるために手をのばす―――――

「千尋の裏切り者ーー!」

「コツを掴めば簡単だぞ?」

現実では妄想のように上手くはいかず、湊は千尋に支えてもらっていた。しかも千尋はスパルタで、支えてくれたと思ったらすぐに手を離してしまう。そしてその後、今日始めて氷の上に立ったとは思えないほど優雅な動きで一周する。止まり方も文句が言えないほど美しい。

「壁を掴んでいるから、進まないんだよ。湊、思い切って離してみ?壁から離れたら支えてあげるから」

先ほどまでのことを考えると、壁から離れることをためらってしまう。手をとった瞬間、離されてしまうのではないだろうか。そんな風に考えていたが、滑れるようになるには千尋の言葉に従うのが一番だ。そう思い、湊は壁から手を離す。

「わわっ」

「落ち着いて。体を後ろじゃなくて、前に倒すように。ほら、右から」

「右……左……右……」

千尋の指示に従って足を動かすと、わずかだが滑れるような気がしてきた。バランスを崩しそうになったときは千尋の手を借りて、順調に滑っていく。

「わっ、あっ!」

もう大丈夫だと思われたのか、いきなり支えがなくなった。その途端からだの重心をどこに置けばいいのかわからなくなり、背中がそってしまう。

「大丈夫か、湊」

あやうく転倒しそうになったが、千尋が抱きとめてくれた。

「……悪い、ありがとう」

それからまた、千尋の手を借りながらゆっくり滑った。

――――――――――――――――――――

どうもこんにちは。キリンです。

夏休みに、友人と滑ってきました。漫画やドラマで見るような、思わずドキッとするシチュエーションはありませんでしたが、楽しかったです。すぐに滑れると思っていたのにダメダメだったのでちょっとショック。ですが、リンクから降りたときの安心感は素晴らしいと思います。滑らないって、本当に落ち着くんだと痛感しました。

さて、長い夏休みが終わり授業開始です。また気合を入れて頑張ろうと思った矢先、先週は台風が活発に行動してくれました。朝から激しい雨が降り、その猛威は一日中。その日はちょうどバイトがあったのですが、自宅にたどり着くまで大変でした。快速は大幅に遅れるし、最寄り駅の一つ前の駅で冠水するし……。帰宅できたのは、いつもより一時間遅かったです。

9月13日の夜にも、雷つきのゲリラ豪雨がありました。バイトから帰ってきてすぐくらいのときに降りだしたので、ギリギリ濡れることなく帰宅。どうやら前線が影響しているようです。翌朝のニュースで、千葉市とか四街道市とかかなり近所で道路が冠水したと報道されていました。

天災は、本当に恐ろしいです。ケガをすることもなく無事に帰宅できたことは本当にありがたいことだと思いました。集中豪雨ではなく、適度に降ってほしいものです。猛暑の影響で活動を自粛していた蚊が、どうやら涼しくなるこれからの季節に活動を再開するようですよ。何か対策を考えねば……。

あっ!アイコ先生。前回は出張してくださり、ありがとうございました。
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どういたしまして。
集中豪雨も困りものですが、なにが困るってモスキートです。蚊は苦手。得意な人もいないだろうけど。わたくし大変に刺されるのでどうしたものかと……。(アイコ)

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