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【マンガイラスト学科、小説・シナリオ学科】合同ポートフォリオ展示会を開催しました。

2021年11月12日 | 小説・シナリオ学科

例年秋に開催している学院祭に代わるイベントとして、マンガイラスト学科と小説・シナリオ学科の在校生を対象に、2学年合同でポートフォリオ展示会を開催しました。展示はマンガやイラスト作品、小説作品とともに名刺も展示し、これまでの成果をお互いに確認しあいました。

季節柄ハロウィンの雰囲気漂う会場

黙々と読んだり和気あいあいと交流したり

学科を超えて先輩・後輩の作品が一堂に会するなか、お互い刺激しあい、新しいアイディアや交流が生まれるきっかけをもたらす有意義なイベントでした。
ページ最後には、原作×作画でタッグを組みデビューを果たした卒業生のニュースもご紹介していますので、ぜひご覧ください♪

学科を超えて感想を伝え合う場面も

連絡先をのせたカードにも作家性が

参加した在校生の感想や作品をご紹介

小説・シナリオ学科

飯田 彩楓 さん(1年)

【 自分の作品について 】

「ひとたびページをめくれば、読みすすめたくなる」を目標にポートフォリオを制作しました。
作品ごとにイメージにそった表紙を作り、文章コラージュにも挑戦して、飽きさせない工夫をこらしました。
とにかく最後まで見てもらう、読んでくれる人にはストレスフリー、を心掛けていたので、実際に読んでもらった人から「読みやすかったよ」と言ってもらえた時にはホッとしました。

【 展示会について 】

どのポートフォリオを見ても「こんな発想があったのか!」と驚かされることばかりです。面白いものを書きたい、作りたい、という思いが伝わってくるポートフォリオばかりで、どの作品も楽しんで読みました。
また、漫画イラスト学科ではすでに商業デビューしていらっしゃる方のポートフォリオが展示されており、とてつもないほど沢山の刺激を受けました。
今回の展示会を通して「私ももっと頑張るぞ!」という起爆剤を得られたように思います。

マンガイラスト学科

田中 拓哉 さん(1年)

【 自分の作品について 】

表紙詐欺をしようと思いました。
作品が数多く並ぶ中、どうすれば自分を印象に残してもらえるかを考えた末の答えです。
女性誌のような綺麗な女性を表紙にして、1ページめくったらギャグ漫画に出てくるようなとてつもなく顎の長い男の子が出てくるという仕掛けにしました。
「なんだコイツ……」そう思ってもらえたらこれは勝ちだなと。
僕のポートフォリオは40ページあるので後半疲れて流し読みされる確率が高そうだなーと思いましたので、気合いを入れた良い感じのイラストを裏表紙にしました。
終わり良ければ全てよし的な考えですね。
心残りは、一部ネームで載せてしまった作品があるということでしょうか。
原稿で載せられればベストでした。


とてつもなく顎の長い男の子は名刺にも登場
【 展示会をみた感想 】

「うっっっっっま」
皆さん上手くないですか………?
表紙からアイディア勝負してきてる人、画力でぶん殴りにきてる人、好きをつめん込んだ人。いろんな人がいてビビりました。
「見るもん全部勉強になるぜ!」
と思った僕は展示会開館から閉館までずっと作品を見させていただいてました。
そうやって吸収したものは3歩歩いたら9割ほど忘れましたが残りの1割はなんとか死守しようと思います。
皆さんから刺激を受けて、メラメラと燃え上がる情熱を胸に家路についた僕は玄関を開け机に直行しペンを握ることなく寝床に着きました。
「1割…1割……スヤァ…………」

【 関連ニュース 】
田中拓哉さんが「サンデーうぇぶり」(小学館)新人賞フリー部門にて銅賞受賞!(ニュースページへ移動します)

小説・シナリオ学科

海野 未来 さん(2年)

【 展示作品をみた感想 】

「1年が経ってしまっていた」
作品展示会を迎えるにあたって最初に抱いた想いはこれでした。
そんななか、マンガ・イラスト学科の作品を拝見して、圧倒されました。物凄い。
素人が見ても高いと感じるクオリティのものを、ポートフォリオいっぱいに詰め込まれていて、絵がこんなに描ける、想像力があるっていいなあ、と憧れました。
一方で自分の土俵である小説・シナリオ学科では、SF好きとしては昨年よりもSFを題材にした作品が多くなっていて感激しました。
と同時に感じるのは1年生の存在と凄さ。1年次で作ったとは思えない濃密な内容のポートフォリオ、言葉使いに心動くことばかりでした。
総じて私は『次世代はどんどん来る。時間も人も待ってはくれない』と感じる展示会で、自分にとって『時間』の貴重さを再警鐘する、残った時間で自分が何をできるのか考えさせられ、刺激を受けた有意義な場でした。

【 自分の作品について 】

今年は言うなれば1年の時の『基礎』がある状態からのスタート。
ゆえに今回は『読者に伝わりやすいもの』を作ろうと昨年あまり気にかけている余裕の無かった『読者』を改めて意識しました。
加筆、改訂したプロットは少しでも理解しやすくなっていれば、とキャラクター設定に各々が発する台詞を記載し、一文でどういう性格なのかを示す形を採用しました。
ほか長編作品の冒頭、及びショートストーリーを追加しましたが、書き方が一年前、入学前とは変わったと自分で感じます。
私は課題や指導の際に『文章が長い傾向がある』とご指摘を頂き、自分でも堅苦しく、長くなってしまう自分の文章は今も気に掛かる課題です。
そのため、『シンプル、或いはリズムの良い文章を』これを常に意識してきた結果が、着実に変化として文に出ていると、自分の作品を俯瞰して見て感じられるものでした。
確かに成長はしている、そう自覚できたのは大きな実りだったと思います。

マンガイラスト学科

青塚 陽菜乃 さん(2年)

【 自分の作品について 】

私はマンガ、デジタルイラストの経験が浅いので入学してから今年に描いたものをまとめてみました。
イラストは「女の子の憧れと夢、キラキラでかわいいが溢れる」をテーマに描いています。
私自身が小さい頃からずっとフリルやリボンたっぷりのお洋服やキラキラしたアクセサリーが大好きなのでその思いをイラストにしていることが多いです。
イラストは解けない魔法をかけてあげることができるのでとっても楽しいです。
表紙は「ペガサスに乗ったお姫様と王子様」です。
白馬の王子様はよく想像しますが私はそれだと普通だと思うのでピンクのペガサスに乗せてみました。
ピンク色が大好きなので全体的にピンクのイラストに仕上げました。

【 展示作品をみた感想 】

1年生の作品も2年生の作品も全体的にレベルが高い印象を受けました。
まず思ったことは今、AMGに通っていて漫画を描き続けていたら必ず漫画家になれる人達ばかりだと思いました。
私もこれからも頑張り続けます。

小説・シナリオ学科

松本 隼人 さん(1年)

【 自分の作品について 】

今回、展示会に参加するにあたって私自身の世界観を見せられるよう意識してポートフォリオを作成しました。
中々自分の心のうちで考えていることを形にして披露するというのは人生で初めての経験で緊張した面もありましたが、まずは楽しんで作成することができたと思います。
ポートフォリオの中身については「自身の世界観」ということで個性を感じるようなアイデアを盛り込んだ長編短編作品、脚本や詩を取り入れました。
これらを通して私自身の目標や世界観を少しでも感じ取ってもらえたら幸いです。

【 展示作品をみた感想 】

私自身も自信満々でポートフォリオを提出しましたが、そんな慢心も吹き飛ぶくらい新鮮で鮮烈、バラエティに富んだ作品達が並んでいて驚きました。
今回、学科合同でのイベントということもあり、普段の教室からは得られない経験を得られたこと、参加した皆さんの世界に踏み込めたのは自身の世界観にこもりがちで固執する私にとって大きな経験値になりました。
中には思わず嫉妬してしまうようなストーリーや文章もあり、冷や汗を掻いたのもいい経験です。
参加した皆様には感謝を伝えたいです、ありがとうございました。
来年はもっと良いものを作ってやろうと思います!

マンガイラスト学科

池田 夏弥 さん(1年)

【 自分の作品について 】

主に恋愛もので、糖度高めというよりは微炭酸ぐらいの淡い恋を描いた作品です。
最初に載せた24ページの漫画は完成しきれず悔しさは残りますが、載せているまでの制作期間は1ヶ月ほどで、縦読みカラーはだいたい3週間ほどです。
ただ内容にばかり集中してしまいポートフォリオのレイアウト自体は簡素なものになってしまったので次回は自分の作品のここをアピールしたいんだ!というのが伝わるデザインにしていきたいです。
また自分の作品を見直すいい機会になりました。

【 展示作品をみた感想 】

圧倒されました。どの方の作品もアピールポイントを全面に出した内容でとても読み応えがありました。やはり大事なのは内容だけではなく、見せ方にあるなと肌で感じた瞬間でした。
こういったポートフォリオを見て、どんな作品を描いているのか、どんなジャンルが好きなのか、強みがどこなのかをまるっと把握することができてとても良かったです。また、他の人の作品を見ることでこういう工夫もあるのかとか自分ももっと頑張ろうと意識も高まる機会にもなり、とても有意義な時間になりました。
レベルの高い作品を見るとやる気にも繋がる。とても勉強になりました。

小説・シナリオ学科

成澤 伶 さん(1年)

【 自分の作品について 】

自分の作品を多くの方に見ていただける、ということで、ポートフォリオを制作するにあたり、まずは「見やすさ」を意識しました。
自分なりに表紙や挿絵を工夫し、多くの方に「手に取ってみてよかった」と思っていただけるような、そんな楽しいポートフォリオを目指しました。今回制作してみて、自分でも、とても楽しかったです。
それが功を奏したのか、幸いなことに、ささやかながらも反響をいただくことができたので、これ以上ないほどの励みになりました。これを糧に、よりよい作品を生み出すべく、これからも精進していきたいと思います。

【 展示作品をみた感想 】

まさに多種多様、といった感じで、自分にはない唯一無二の発想や文章などに、大いに刺激を受けました。ポートフォリオそれぞれに違った特色があって、とても楽しかったです。
もちろん、今回ポートフォリオに掲載された作品は、あくまで作り手の方のごく一部であると思います。それでも、作り手の方々の「こういう物語が好きだ!」とか、「こういう物語を書きたい!」というような、熱く、ほとばしるような想いを感じ取るには十分でした。
私も、改めて「もっといろんな作品を生み出せ!」と、背中を押してもらえたような、そんな気分になった、ポートフォリオ展示会でした。

マンガイラスト学科

能澤淳之介 さん(1年)

【 自分の作品について 】

この学校に入学するまで、デジタルで絵を描いたことがなかったので沢山苦労しました。
ですが、講師の方々、同じ学科の先輩方と同級生の教えもあり、何とか完成に行き着けました。
多くの人に助けられて出来た作品たちです。

【 展示作品をみた感想 】

僕は前日まで、
「展示会当日は僕の作品の周りに人混みが出来て、多くの人が僕を褒めちぎるんだろうな」
と思っていました。
しかし当日、実際にその場にいたのは他の人の作品を褒めちぎってる僕の姿でした。
僕の作品と他作品の間には天と地の……
否。
火星と、日本にいるゴキブリほどの差がありました。
ですが僕は、差を感じて落ち込む気分よりも、すごい作品を見れた感動の方が大きかったです。
そして、来年は僕の作品を見てくれた人に感動を与えられるよう、精進しようとも思えました。
天狗になってた僕の長い鼻を強烈なアッパーで折られ、向上心を膨らませてくれた展示会でした。

原作×作画タッグを組んだデビュー実績も!

ともに21年卒の小説・シナリオ学科・藤也トウヤさんと、マンガイラスト学科・益子リョウヘイさんがタッグを組んで、電子コミック配信サービス「めちゃコミック」にてデビューを果たしました!今年も合同展示会をきっかけにタッグを組むコンビ、デビューを叶える学生の誕生がたのしみです♪

【 あらすじ 】

職歴「殺し屋」、通称「ドッペルゲンガー」。声帯模写によって対象の外見を模倣できる彼は、殺しの先に何を夢見るか。「望まれた死」と「願われた生」の物語。

【 原作担当:藤也トウヤさんコメント 】

今回の合作の試みは貴重でかつ必要な経験でした。これ以上ないほど夢へ大きな一歩を踏み出せた気がします。

【 作画担当:益子リョウヘイさんコメント 】

今回はお話が基にあり、絵を描くことに専念できましたので、より映像演出的に楽しめるような場面場面の描き方を心がけました。 皆さんに楽しんで読んでいただけたら幸いです!

【 関連ニュース 】
在校生・卒業生の作品が「めちゃコミック」で配信!漫画家・原作者デビュー実績をご紹介(ニュースページへ移動します)

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