阿鼻叫喚ですわ
2008年9月30日 | 小説・シナリオ学科
こんにちはみなさま、ごきげんはよろしくて?
ゼロお嬢様でしてよ。
唐突なのですけれど最近、友人達からよく悲鳴を聞きますの。
何事かと思いまして事情をききますと、
今考えてる長編のネタが既存の作品と被ったらしいのですわ。
……ま、まあ、よくありますわ。
そんなに落ち込まなくても。
と、思ったのですけれど、友人から渡された原稿を読んでみたところ……、
ネタもストーリーの流れも、主人公の思考
やギャグのやりとりまで被っていましたわ。
……、
…………、
…………ここまで来ると、なにか作為的なモノを感じますけれど、
驚くことは本人がその既存作品を未読ということですわね。
そのような悲鳴や落胆が、最近になってアチコチで聞くようになりましたの。
まさに阿鼻叫喚なのですわ。
そんな友人たちの悲鳴を聞き、鯨晴久先生が一言。
「はははは。今度、君たちの苦悶を小説のネタとして使うよ」
……っ!?
た、倒れている落ち武者にわざわざ塩を塗りこむことはないんじゃないかしらっ!?
そのようなところで、
わたくしが今考えている長編のネタが既存の作品と被っていないことを望みながら、今日はこのへんで失礼させていただきますわ。
それではみなさま、ごきげんよう。
……だ、大丈夫かしら?
わ、わたくし、……ネタは被っていませんわよね??