戦い終わって、日は暮れて
2008年6月24日 | 小説・シナリオ学科
こんにちは皆様、ごきげんはよろしくて?
ゼロお嬢様でしてよ。
とりあえず最初に報告をしますわ。
書き終わりましたわっ
振り返ってみれますと長いようで、しかし確実に短かった執筆時間。
六月初めの週、やっとプロットを書き終わっていざ長編原稿へと取り掛かりましたわ。
しかしながらその週の最後に長野先生からのお達しが。
「ヒロインはツンデレにしなさい」
……りょ、りょうかいしましたわ。
というわけでして六月二週目の頭は急いでヒロインツン
デレ化計画が始動し、長編原稿は初めからになりましたわ。
そして六月三週目、この辺でわたくしの肉体的疲労が顕著にでてきましたの。どこ
ら辺かと言いますと最後の二日間は寝ていま
せんの。
……正直に申し上げますと幻覚作用くらいは普通にありましたわ。
え? どんな幻を、ですって?
そうですわね。例をあげますと……わたくしの携帯が着信音とともに優雅
にトランスフォームしたり、水道から鉄錆の
臭いがする赤い水が流れたり、時計を見た時に限って、
なぜかいつも4:44になっているような幻覚でしたわね。
……決して心霊現象何かじゃありませんわよ?
そんな自発的な困難を乗り越えまして、長編があがりましたのは書き始めてから15日後。
自己新記録ですわっ。
ふふっ、人間というのは意外となりふり構わなけれ
ばなんとかなるものですわね。
なにか、こう。達成感に満ち溢れていますの。
そのような感じで、執筆を応援してくれていた親友に報告のお電話をしたのですが、
「は? お前、ホントに書き終わったの? ゼロのくせにな
まいきじゃね、その速度?」
……あ、愛情表現の裏返しですわよね?
え、……ええ、そうに決まっていますわ。愛ですわ、愛。
わたくし、愛されていたのですね。
何でしょう、嬉しさからでしょうか……涙で前が見えませんわ……
そのようなわけでして長編原稿は無事に終わり、あとは見直しと校正を残すのみですの。
あと一息ですので、わたくし、誠心誠意頑張りますわよ。
それでは皆様、ごきげんよう。