古本探し
2007年10月31日 | 小説・シナリオ学科
といっても、神保町や高田馬場といったメジャーな古本屋街にいったわけではなく、
地元の古本屋と、某古本屋チェーン店を自転車で数件周っただけです。
ひさしぶりに神保町――確か、この時期は青空古本市がやっているはず――にでも行きたかったのですが、本格的な古本屋で本を買う資金がありません……[:曇り:]
僕が探しているのは、『修道院』(講談社現代新書)という本なのですが、
絶版なのか新刊書店に見つけられませんでした[:にくきゅう:]
こんな時は、某古本屋チェーン店に行くのがベストです!!
神保町などの古本屋は絶版本はチェックされているので、
あまり安くなかったり、時おり定価より高い場合もあるからです[:にわとり:]
駅前の古本屋で成果を上げられなかった僕は、国道沿いにある某古本屋チェーン店に向かいました。
一件目では見つからず、もう一件のチェーンを目指してペダルをこぎます、こぎまくりです[:汗:]
てか、一件目に行く時点で隣町まで来てます――20分はチャリをこいでます。
見つかりません……絶版本です、そう簡単に出会えるわけないです、当たり前です!!
二件目はさらに隣の町です――果たして家から何分かかったか不明です[:ニヒル:]
到着した時には、早くも華麗に腿とふくらはぎに疲労が蓄積された模様です……軽く小さな痙攣を感じました。
――僕)昔はこんなことなかったよな、マイレッグ?
――脚)ああ、お前も年を取ったんだよ、たまには運動しろよ!!
――僕)つかれる! やだよ
――脚)たまにしか使わねーから、すぐ疲れるんだよ、このニートめ……!?
僕の独白に、僕の脚が答えてくれます――そんな妄想会話を脳内で展開しながら、
新書の棚を見ます――見ます! 目をさらにして!!
すると、居ました! 僕が探していた君が!!
『修道院 禁欲と観想の中世』(講談社現代新書)が!――この時、初めてサブタイトルを知りました。
想像以上に綺麗です! 見たところ、書き込みなどもありません!
当然、棚に戻すことなく、レジにもって行きます[:ダッシュ:][:ダッシュ:]
疲労感は一瞬にして満足感に変化したことは言うまでもありません!テンション上がりまくりです[:ぎょ:]
しかし、満足しても、家が近くなることはありません。店の外はもう真っ暗です[:月:]
仕方なく、ライトをつけます。疲れた脚にさらに負担がかかります……
そして、一時間近くだらだらやる気なくペダルをこいでようやく帰宅[:あうっ:]
これから、読書に励みます。
これが新作のネタに活きたらいいな、とちょっとだけ思ってます[:にわとり:]