はっ　ご無沙汰しております。東京校マンガ学科のひらこです。

はてさて、つい先日、マンガ雑誌編集部ツアーに行って参りました。

学院のある恵比寿・渋谷周辺から、地下鉄に乗って秋葉原や水道橋まで、
20社ほど見てきました。

といっても、中に入れるわけではないので、会社の雰囲気を掴むことは難しいのですが。。
それでも、ビルの目の前に立つだけで学生のやる気が上がるのは分かりました。
実際に編集部に持ち込みに行くとき、道に迷ったりしないようにという予防策の意味もあったりします。

そして、実は編集部ツアーには裏テーマもあるんです。

ただ真面目にマンガを描くのではなく、クラスメイトと山ほど話してこーい！
という・・・
何だか学校っぽくないやり方に見えてしまいますが、実は教室以外でのコミュニケーションは大事なことです。
編集さんと話すときに、自分が普段見聞きしていることがネタになります。
でも、「自分の好きなこと」だけ追いかけていてもネタは増えないし、相手の興味も引けません。
だから、外に出て色々なものを見て、聴いて、体験して、どんどん自分の幅を広げるのが大事なのです。
それに、クラスメイトもなかなか奥深いものです（笑）
思いも寄らぬ経験をしていたり、実は苦労人だったりして、これもまた良いネタになります（自分のマンガにも使えますしね）
クラスメイトといつもの教室以外で話すことによって、会話の内容も変わるし、
コミュニケーションを取ることが上手くなるし、何より楽しんで進められます。

たまにこんなのもあります（笑）
↓

お互いを良く知って、自分のマンガ（キャラ設定とか、ストーリーとか）に活かせる情報をたくさん仕入れることが
編集部ツアーの裏テーマです。
もちろん作品に活かさなくてはいけないので、楽しいだけではありませんが。。

「コミュニケーション」は、説明したり勉強してできるようになることではないので、
マンガを描きながら、クラスメイトなどと実際に生活しながら、楽しく理解してもらえればなー、と思います。
そして、学院では、こうして「体験して理解する」場をこれからも設けていきます。