先日おこなわれたマンガイラスト学科の特別イベントをレポート。マンガが好きな皆さん、マンガ家を目指す皆さんへ、当日の様子をお届けします。

ゲストは、WEBコミックサイト「コロナEX」(TOブックス)にて、コミカライズ作品「最愛のお姉様が悪役令嬢だったので、神が定めた運命に抗います」を連載中のマンガ家・こわたりひろ先生。AMGの卒業生で、みなさんにとっては夢を叶えた先輩です。
ライブペイントをしながら、AMG在学中の思い出や勉強法、デビューの経緯などをお話ししてくださいました。

ライブペイントでは、デジタルツールであるCLIP STUDIO PAINT(クリスタ)を使って連載作品の主人公を描いてくださるとのことで、とても楽しみです。また、慣れた手つきで絵を描いていくと同時に、マンガイラスト学科担任・上野先生と対談形式で貴重なトークが繰り広げられました。

連載作品の仕事のきっかけは「担当者の方からTwitterのダイレクトメールに連絡がきた」こと。この仕事が決まってからは、物語の設定をよくヒアリングし、ご自身の意見も出しながら制作を進めているそうです。「原作者によって変わりますが、今作はアイデアを出しても良い環境だったので、原作の雰囲気を壊さないように担当者と相談しながら制作しています」と、こわたり先生。

月刊連載である今作の制作進行については、担当編集さんがとても良くサポートしてくださるので、順調に原稿を描き上げることができているとのことです。

また、「締め切りのプレッシャーはあるものの、アシスタントがAMGの後輩(2022卒)ということで、気軽に話し合えるので安心しています」と、話してくださいました。

AMGに入学を決めた理由については「AMGの独自カリキュラム『産学共同・現場実践』によって、在学中から仕事ができる」ことや、「入学前はデジタルのペイントツールを持っていなかったけど、授業内、授業後も十分に使える環境がある」ことに惹かれたと、こわたり先生。AMG出版から発行されたシリーズ物のイラスト集など、在学中、卒業後と、数多くの産学共同プロジェクトでも活躍されました。

さらに、学校生活の思い出では「貴重な体験の連続でした」と、当時を振り返るこわたり先生。時間内に質と量のバランスを考えながら描く練習や、クラスの皆がそれぞれ好きなコスプレをしてクロッキーを行う授業など、マンガイラスト学科の面白い授業は特に記憶に残っているそうです。

「いくつになっても絵って描けるんですよね。そのためなら頑張れるという気持ちを持って、諦めずに描き続けることが大事です。作品をたくさん生み出してチャンスを掴んでほしいです」と、最後は参加者の皆さんに向けてメッセージもいただきました。
可愛い絵も完成です！

AMGでは、学校説明会や個別相談会と並行して、今日のような楽しく実りある企画を今後もたくさん行いながら、マンガ業界を目指す皆さんを応援します。

▼今後のイベント情報はこちら
https://www.amgakuin.co.jp/ssl/setsumeikai/

※当学院では、オープンキャンパスにご参加いただく皆様の安心・安全を第一に、少人数でのイベント実施、ゲスト用の飛沫防止パーテーションやビニールシートの設置など、感染防止対策を十分に行っております。