11月7日にマンガイラスト学科の説明会＆体験授業を開催。今回は、少年ジャンプ＋の新サービス「World Maker」を使用した授業を行いました。

「World Maker」は、絵が描けなくても、考えたストーリーを漫画形式で作成することができる、スマートフォン専用のサービス。コマ割り・キャラクター・背景・オノマトペの選択と配置や、セリフの入力をすることで、ネームと呼ばれる漫画の大まかな設計図(下描きの下描き)をつくることができます。

今日の体験授業では、1ページの自己紹介マンガを作成。「World Maker」の紹介動画を見たり、先生からツールの使い方を教わったりしながら、少しずつネームの作成に入っていきます。

まずは、コマ割りの選択。たくさんあるテンプレートの中から、目的に応じたコマ割りを選びます。「どこに見せ場をつくりたいか」を考えて、縦型や横型、大きいコマの位置などをイメージ。読者がスムーズに目を動かせるページ構成や、縦・横・大きさによって異なる役割について、先生が分かりやすく説明してくれます。

次は、キャラクターの選択。ポーズや表情、髪型を選ぶだけでなく、身体の向きや大きさも自由に変えることができます。背景も複数ある中からイメージに合ったものを配置。そして、吹き出しやオノマトペ・スクリーントーンなどを選択し、セリフを入力すれば1コマが完成です。吹き出しの形を選ぶ際のポイントなども、先生が一つひとつ丁寧に教えてくれました。

参加者の皆さんが自己紹介マンガを作成している間も、楽しい時間は続きます。「最近のマンガの傾向」や「マンガ家になるうえで大切なこと」といった先生同士の会話に加え、「思い入れのあるジャンプ作品」について、先生と参加者の方が発表し合う場面もあり、とてもアットホームな雰囲気でした。

授業の最後には、参加者の方が実際に作成した自己紹介マンガと工夫した点を発表。20分という限られた作業時間のなかで、素敵なアイディアが詰まったクオリティの高い作品を発表してくれました。先生も良いところをたくさん褒めるとともに、さらに良い作品になるよう、熱心にアドバイスを行うなど、学びの多い有意義な授業となりました。

“夢を、夢で終わらせない。”　AMGは、夢を追いかける皆さんを全力で応援します。

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