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ふなつ一輝先生☆特別講義

2008年11月4日 | マンガイラスト学科

ふなつ一輝先生特別講義

こんにちは。マンガ学科副担任の大石です。
今回は10/22(水)に行った、「ふなつ一輝先生特別講義」の様子をお伝えします。

funatusennsei.jpg

ふなつ先生と言えば、ご存知現在週刊ヤングジャンプにて『華麗なる食卓』を大人気連載中のマンガ家さんです!

今回はふなつ先生のチーフアシスタントも勤めつつ、
ご自分でもマンガを描かれている菊一先生もお呼びしての講義になります。

MCはお馴染みチューターの水辺先生!
ちなみに水辺先生も元ふなつ先生のアシスタントです。

AMGではすでに毎年恒例になりつつある講義ですが、勿論1年生にとっては始めての体験。
かく言う僕自身も今回が初めての機会だったので、学生と同じ様な心情だったと思います(笑

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kaisi.jpg

さて、学生もそわそわと落ち着かない様子の中、颯爽とふなつ先生登場!
正に良い意味で想像通りなお方で、軽快にあいさつをして頂き、学生の緊張も一気にほぐれました。
そんな和やかな雰囲気の中、早速本題に。
大まかな流れとしては、質疑応答→ふなつ先生の原稿公開!→更に質疑応答…の流れになります。

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まずは最初の質疑応答の簡単な内容を、少しだけ公開しちゃいます。

学生:アシスタントは何人くらいいるんですか?

ふなつ先生:今は6人ですね。
その中でローテーションを組んで、自分も含め日ごとに2~3人でやっています。
週に1~2日間、自分一人で作業する時間も作ってます。
ネームとか下書きなんか。

学生:自分の描いているマンガで、好きなキャラクターっていますか?

ふなつ先生:僕のマンガはキャラが多いですからね(笑)
でもみんな愛着がわいていて、みんなひいきしたいんですよね。
だからキャラ毎に、描いてるその瞬間、そのキャラが一番好きです。
言っちゃえばみんな好きってことですね(笑)

学生:先生は、自分にしか表現できないものって、ありますか?

ふなつ先生:ん~~~~~~~。
なんでしょうね(笑)

自分では図りきれないものなんじゃないかなと思いますが、それでも、やっていく内に後からついて来る物だと信じてます。
持ち味って、そう言うものかなと。

でも鬼才的に持ち味が強いマンガ家さんも居ますよね。
自分はどちらかと言うと王道的なマンガを描くタイプなので、そう言う鬼才的な人に憧れたりもします。

終始笑いを交えつつ、時に菊一先生、水辺先生との仕事時の秘話(?)なども聞かせて下さいました。
学生も次第にヒートアップして行き、質問も続々上がって来たのですが、ここでは書ききれないので一先ずここまで。

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さて続いて、いよいよふなつ先生の原稿お披露目!なんと今回は現在執筆中のものを持って来て下さいました!

gennkou.jpg

genkou.jpg

実際雑誌で連載を読んでいる学生も居て、このサプライズには特に嬉々としていました。
食い入るように原稿を見つめる学生達…。
きっと心の中では、自分の原稿と何がどう違うのかを見出そうと必死に模索しているのでしょうね。
原稿の細かい部分の処理のしかたなどを訊きに、個人的に質問をする学生も居ました。
ふなつ先生曰く、「裏から見ないでね!デッサン力の無さがバレるから!」とのこと。
…こっそり見ちゃいましたが、何がどうくるっているやら。
やはりプロの方々の査定水準は高いですね。。

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そしていよいよ講義も終盤へ。
最後の質疑応答の時間です。
今後の自分のマンガ家人生に対して、より役立つことを聞き出そうと真剣に挑む学生達。

学生:マンガ家になる為に必要なことって、ありますか?

ふなつ先生:何にでも興味を持つことだと思いますね。

絵を一つ描くにしても、描く物の詳細を知るための資料を揃えなきゃ描けないし、描くテーマによって取材しなきゃならないことも多く出てきますし。
分からないことを分からないまま、自分の記憶だけで描くとどうしても古い表現のものになってしまうんですよね。
『調べる』と言うことに繋がる、『疑問(興味)を持つ』ってことが、凄く大切なことだと思います。

syuugou.jpg

非常にためになることを多く語って下さいました。やはり、常に自分のマンガに対しての姿勢を追求し続けるのは、プロとして当然、必然なことなのですね。
講義中も常に学生へ「頑張って下さい!」とエールを送って下さったふなつ先生。
本日はお忙しい中、どうもありがとうございました!

この特別講義の様子は、セミナーレポートでも掲載されています。こちらも併せてどうぞご覧下さい。

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