就職指導室BLOG

グローバル化するエンターテインメント

こんにちは、横山です
今朝の日経新聞(2月20日)では2つの記事が目に飛び込んできました。
一つは2013年の就活関連記事で、もう一つは日本のモバイル系コンテンツ会社の記事です。

2011年に日本に留学している留学生の数は、東日本大震災でやや減少し13万8000人余り。
しかし10年で80%も増えています。
単純計算でこれらの学生の25%=37000人ほどが毎年日本の就職戦線に参加してくることになります。
2012年に卒業する学生で就職を希望する日本人の学生数は45万5000人ほど(リクルートワークス研究所)。
政府は今後2020年までに30万人の留学生を受け入れようとしているので、
日本人対留学生の就職戦線の戦いは一層熾烈になってきます。
それでなくても狭き門です。
特に留学生は英語に強い学生が多いので、日本人学生には不利な情況です。
すでにソニーなどは、新卒のうち30%は留学生と決めているようです。
ライバルはグローバル化してきました。

もう一つの話題は、群雄割拠の様相を呈しているモバイルコンテンツ。
予想はされていましたが、小さなモバイル会社が、インドマーケットにいち早く進出したというお話です。
2004年創業で従業員は17名。
「ゼロ・サム」という小さな京都のモバイルコンテンツ会社が、
インドのマーケットに合ったアニメ作品を作り、今秋からインドで放映することが決まったそうです。
アニメ作品より先にモバイルコンテンツでインド進出を果たし、
マーケティングを行い、人脈を作ってテレビ放映にこぎつけました。
日本のベンチャ企業の快挙と言えそうです。

学生たちには、モバイルコンテンツ業界の大いなる可能性について語ってきましたが、
早速そのいい実例が生まれました。

Posted: 2月 20th, 2012 | この記事のカテゴリーは全ての記事です。

コネ無用

こんにちは、横山です。

つい最近、岩波書店がコネ採用をしているとちょっとした騒動になりました。
ホームページ上の採用告知によると、岩波の出版物に原稿を書いている著者か、
社員の推薦がある人だけが試験を受けられる、と書いています。

不況の折、それでなくても門戸が狭くなっているのに、
民主主義と人権が売り物の出版社がコネとはけしからんと騒がれているわけです。
厚生労働省辺りも、もっともらしく「特定の学生に絞るのは望ましくない」と注意を促しているのですが、
当の岩波の方は、例年このカタチだから、何故今年になって問題されるのか分からないと、
当惑気味のコメントを出しています。

就活中の学生たちにとって、「コネ」は内定の扉を開けてくれる“万能の鍵”というわけで、
うらやましく思わない学生はいないに違いありません。
もっとも、岩波の場合は「コネ推薦」ですから、
いわば「予備審査免除」で試験が受けられるに過ぎません。
難関の出版社ですから、予備審査を免除してもらっても、
そこから先のハイレベルの戦いは熾烈を極めるに違いありません。

その点、わが就活生たちは、コネなど意味のない世界で戦いに挑んでいます。
クリエーターとしてプロたちの認める技術力、スタッフとして通じるディスカッション力、
企業に貢献したいという熱い情熱。3拍子そろわないと実践の舞台には立てないのです。

そういう意味で公正な評価の世界で戦いをしているのですが、
求められるレベルは年々高くなっています。他人との戦いの前に、
まず自分との戦いに勝たなくてはなりません。

Posted: 2月 8th, 2012 | この記事のカテゴリーは全ての記事です。

就職都市伝説には困ったものです

こんにちは、横山です
皆さんは「就職都市伝説」があるのをご存知でしょうか。

『一度説明会をドタキャンすると2度と予約できなくなる』とか、
『証明写真がスピード写真だと選考に落ちる』とか『人事が優しいのは落ちる前兆』とか、
学生たちの不安な心理が伝説を生み出しているのです。

そんなものの一つに『グループディスカッションでは司会をした方が受かる確率が上がる』という伝説があります。
これを信じている学生が多いのでしょう、
どこの会場でもグループディスカッションが始まると我先に挙手して
「司会者指名権」を獲得しようとします。しかし司会をした方が有利、
という話は人事関係者からは聞いたことがありません。困ったものです。

グループディスカッションは、マイコミによると90%以上の企業で実施されています。
人気の試験形式です。
議論によって問題の本質を考察したり、新しい企画を考えたり、
問題点の解決案を提案したりします。
極めて実践的なテーマが出題され、ほとんどが20~30分の短時間で議論をまとめなければなりません。
中には、いきなり社員の企画会議に放り込まれて、
実際に企画を提案できるホンモノの力があるかどうかをみるような試験も行われているのです。

現在は何事もチームワークで解決しなければならない時代です。
商品の質の高さや急激な変化に対応する力が求められています。
とても個人の能力だけでは追いつかないのです。
従ってディスカッション力だけは、
新卒とはいえ「即戦力」が期待されているのではないでしょうか。

Posted: 2月 1st, 2012 | この記事のカテゴリーは全ての記事です。

2012年に求められている人材

こんにちは。横山です。

2011年は「絆」の年でした。
大震災・原発事故という未曾有の不幸によって
改めて発見した日本人の心根にある美しさ、といっていいのかもしれません。

この正月、話題の大作『ショックドクトリン上・下』
(ナオミ・クライン著 岩波書店刊)を読んだのですが、
クライン氏のドキュメンタリーを通じて見えてくる国際経済の実相は、
「絆」とは対極にある悪鬼の横行する恐ろしい「強欲」の世界でした。
強いものは「金持ち」になる。弱いものは「奴隷」になる。
本を読んで見えてくるのは、この単純で変わらない
「人間は残忍な動物である」という事実です。
つくづく日本人は心優しい民族であり、
そこに生まれた幸せを感じるとともに、
阿修羅のような弱肉強食のグローバルの中でたくましく
生き残っていくことの難しさを感じます。

さて、2012年(2013年3月卒業)の就職戦線は一段と厳しさを増しています。
国際的な不況の中でどの企業も生き残りを掛けてチャレンジを続けています。
エンターテインメント業界においても
スマートフォンの登場などによって業界は激しく揺れています。
こういう時期だからこそ、「情況を主体的に捉えられる思考力」
「困難に立ち向かえる実行力」「変化に対応できる柔軟な姿勢」などの
能力を持った人材が求められているのです。

主体性・実行力・柔軟性は、今企業が共通して求めている「能力ベスト3」です。
学生たちも一応はそのことを理解しているのですが、
大切なことはその能力を「志望動機・自己PR文・面接」などにおいて
実践的に発揮することです。

個別指導と学生たちの努力で、早くそこまでの力をつけていきたいと考えています。

Posted: 1月 10th, 2012 | この記事のカテゴリーは全ての記事です。

2011年

今年もあと残り数日となりました。
みなさんの1年はどんな年だったでしょうか?

年末のテレビを見ていると、東日本大震災を振り返る番組が多く放送されています。
生生しい映像が繰り返し流され、当時のことが昨日のように思い出されます。
個人的には、ご先祖様の墓石が倒れはしたものの、親戚等には大きな被害もなく、
無事、日常を取り戻しています。

しかしながら、大きな被害に遭われた被災地では、いまだにその傷も癒えず、
苦しんでおられる方々も多くいらっしゃるでしょう。
あらためて、心よりのお見舞いとともに、一日でも早い復興への道筋が開けることを
お祈り申し上げます。

ひとりひとりが前を向き、明日のために懸命に生きていくことが大事です。
失敗しても、後悔しても、やり直しができる間は、「何度でも」「何にでも」
チャレンジすることが出来ます。
特に若いみなさんであれば、恐れず前進する道を選択し続けて欲しいと思います。

今年の就職指導室ブログは、これで最後となります。
みなさまにとって、良い年になりますように。

Posted: 12月 28th, 2011 | この記事のカテゴリーは全ての記事です。
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