ゲーム企画ディレクター学科１年の吉岡です。

行って参りました『ぶるふぇす2010-SPRING RAID-』！！
こちらは私も（かなり）プレイさせていただいている２Ｄ対戦格闘ゲーム『BLAZBLUE（ブレイブルー）』のファンイベントです。

さて、小宮先生引率のもと、会場に到着するとそこには人・人・人！
入場待ちのお客さんの長蛇の列にまず圧巻でございます。
実は私、このように一つのゲームに対してのファンイベントというのは、格闘ゲームの大会以外で初めて参加したのですが、これほどまでにお客さまにゲームを愛していただけるというのは、制作者冥利に尽きるなぁ、と身に染みて感じました。

そして、とっても楽しかった本編の後に、アークシステムワークス株式会社の
モリトシミチさん（学院2期生）と石渡太輔さん（学院1期生）、
そして『BLAZBLUE』で、ジン・キサラギを演じている声優の柿原徹也さん（学院8期生）にお話を伺うことが出来ました。

多方面で活躍されている御三方が全員当学院の卒業生である、というのはなかなかすごいことですね。

皆さんとっても気さくでフレンドリーに話してくださったので、終始和やかムードで会話は進んだのですが、お聞きしているうちに気付いた御三方の共通点がありました。
それは、『お客様に喜んでもらうために、全力を出すことを惜しまない姿勢』。これに尽きます。

作品を、自分自身を、より良くしていくためにはどうすればいいかを常に考え、実行する。
そしてそれがお客様により喜んでもらえるエンターテインメントへとつながっていく。

言うは易し、行うは難しなのは私自身もゲーム制作のカリキュラムで感じていることですが、
目の前に実行している方々がいて、お話まで聞けたのですから、やる気が出ないわけがありません。

簡単に、先輩達からのメッセージを紹介します！

☆モリ トシミチさん（学院2期生）
『BLAZBLUE』シリーズプロデューサー
プロデューサーに求められるのは、全ての責任を持つという事です。
ファンが育ててくれて、人気がでているのですから、ファンの方々に楽しんでもらうイベントを行う。
これも責任の取り方の一つだと思います。自分のすることに責任を持つように心がけてください。

☆石渡太輔さん（学院1期生）
『BLAZBLUE』シリーズではサウンドコンポーザー
今回の『BLAZBLUE』は、自分がゼネラルディレクターを務める『ギルティギア』とは違う世界観を持っています。
当然、それにあわせて、自分が今までに行っていないことに挑戦し成し遂げる。そこが面白く、そして大変でした。
現在のゲーム制作は、アイディアだけでなく、どうやってお客さんが楽しむか？魅力を感じるか？まで考えます。
リアルに具体的なビジョンを持ってがんばってください。

☆柿原徹也さん（学院8期生）
『BLAZBLUE』シリーズでジン・キサラギ役を演じる声優
単純に、見た目のイメージで演じるのではなく、更にキャラクターにプラスαとして自分の個性を付けられるか、また、なぜ自分がそのキャラに選ばれたのかを考えて自分にしか出来ないキャラ作りをしていくのが大変でした。
モリさんから、海外版の吹き替えでジンを演じられる人がいないと聞いた時、ああ、自分のキャラクターになったんだと嬉しく思いました。
役者として”恥ずかしい”や”かっこよく見せなきゃ”というプライドを捨て、常に自分が底辺にいると思って色んな人と関わって自分を高めて行こうと思いますし、後輩の皆さんも、入学当初の『絶対に声優になる！』という気持ちを忘れないでいてほしいです。
『昨日の自分に怒られない自分』を心掛けましょう！

まだまだクリエイターの卵な私ですが、生まれた際に大きく飛び立ち、世界中の人々へ感動を届けられるように
卵なりのパワーアップをしていきたいと思います。

当日、一緒に行ったみんなも、同様に感じたようです。
声優タレント学科の学生コメントも掲載します。

笑いあり！歌あり！笑いあり！なイベントでとても楽しかったです（・ｖ・*）
楽しむだけでなく、学ぶ部分も多くとても勉強にもなりました。（*u_u）
16期声優タレント学科１－B　佐藤はるか

この度は貴重な体験ができて、とても嬉しく思います。
卒業生の先輩方にインタビューをしたのですが、皆さんとても温かく、親身になって答えてくださったのでとても勉強になりました。
先輩方をこれからも応援するとともに、自分自身も頑張って行こうと思いました。
声優タレント学科１－H　林田あゆ美

モリさん、石渡さん、柿原さん、
そして、この場を提供していただいたアークシステムワークスの皆様
超多忙の中本当にありがとうございました！！

モリ先輩が描いた
『BLAZBLUE Portable』のパッケージイラスト
中央右のキャラクターが柿原先輩が演じるジン・キサラギ