プレ講義『キャラクター表の作り方』
2018年6月5日 | 学生発信委員会
こんにちは、小説・シナリオ学科Tです。
W「そんな真面目キャラでしたっけ? ガラケーガラケー言ってたのはどうしたんです?」
入学当初はこんなだったよ! それにもうスマホなので! 某所にも怒られるので!
……というわけで雑な振りでしたが、今回は……
早期出願・AOエントリー提出者を対象とした、入学前に受講できるプレ講義第一回『キャラクターを作る』に潜入しました。
講義を引き受けてくださる先生は、紙吹先生といいます。
いつも生徒の気持ちを真摯に考え、指導をしてくれる優しい先生です。
(紙吹先生が執筆した小説『ネットカフェ探偵クロヒナ ~死にたがりのソーシャルコミュニティー~』)
今までの体験説明会でも取り上げられてきた『キャラクターのプロフィール作り』から一歩先のことを実践交えて、講義するとのこと。楽しみです。
W「ちゃんと丁寧に説明していて、なんかいつもとキャラが違うんだよなあ」
キャラクターがブレてしまう原因は、ちゃんとキャラ設定を考えていないことが多いといいます。キャラブレが起きると、読者に悪い意味での引っ掛かりを与えてしまいます。
度々入ってくるんですね、Wさん……。
そんなTとWをよそに、話は進んでいきます。
受講人数も少ないので、始終静かに、けれどもやる気がヒシヒシ伝わってくる空間でした。
口頭での説明もあっという間に終わり、課題の時間です。
名前、性別、年齢、職業、性格
さらにプラスして、どんな生い立ちがあるのか
他のキャラクターとの関係性
そのキャラクターの目的
を練っていきます。
キャラの数は「主人公」「相手役」「その他①(ライバルや助っ人など)」「その他②(敵役・黒幕など)」最大4人まで。
上記を含め、いくつかの条件付き!
いざ実践です!
せっかくなので、Tは自分をモチーフにキャラクターを考えてみました。
主人公だけでは、多くの物語は成り立ちません。
こうなれば、相手役たちもクラスメイトを元に、アレンジすることにしました。
「事実は小説より奇なり」という格言もあるように、キャラクター設定の参考になることが多いです。
キャラ立ちに悩んだ時には、是非一度は試してもらいたい方法のひとつです。
T「埋めるのなかなか楽しいし、サクサク進められるね」
W「いやいや簡単言うけど、どんな状況でどんな行動をするか、とかちゃんと書いてる? 二年生の講義でもよく言われてるよね?」
黒幕……これはWさんかな。
W「私はTさんにしましたよ」
どういうことだよ!笑
W「それ、ブーメラン」
つまりはこういう行動だね。
W「間違っては……ない?」
確かについ先日もキャラクターの講義があったばかりです。
改めて振り返ると、プレ講義の説明がすっと入ってくる気がしました。
一年生、二年生と繰り返し授業で語られるように、キャラクターは小説を書く上で重要な要素のひとつです。
回を重ねるごとに、キャラクターについてのあれやこれやの様々な話や、思考方法が語られていきます。
勿論、入学後にしっかり学べるのですが、可能ならその前の準備として、プレ講義を受けておいて得しかないでしょう!
T「プレ講義参加したことなかったんだけど、ネタ転がってるね」
W「このお話、ブログに掲載するのにちょうどいいんじゃない?」
T「それよりもさー、今日作成したキャラクターで企画とか、ストーリーとか作ってみない?」
W「それよりもブログを……ハヤクカキアゲテクダサイ」
……ハイ。あれ、ちょっとキャラブレしてません?
W「ハヤク」
……ハイ。
プレ講義はまだまだ続きます。次回は、『ストーリーのまとめ方』について講義が行われます。
また機会がありましたら、こちらのブログで紹介したいと思います。
ありがとうございました。