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イラストレーター岸田メルさんの特別講義!イラストレーターを目指すうえで大事なこととは!?

2016年8月24日 | 学生発信委員会

こんにちは、キャラクターデザイン学科2年の堀田です。
今回のブログは夏の学校説明会で行われたイラストレーターさんの特別講義についてです!!

講師は「アトリエ~アーランドの錬金術師~」シリーズのキャラクターデザインや
アニメ「花咲くいろは」キャラクター原案などで有名なイラストレーター岸田メル先生!!

ライブペイントの他にイラストレーターを目指すうえで大事なことなど、
貴重なお話を頂きました!
僕も参加してきたので、今回はイベントレポートをお届けします!

20160824_gakusei_01Y

自己紹介の後、早速ライブペイントがスタート。

今回は女の子を描いていただくことになり、どんなキャラクターがいいかその場で会場の参加者へリクエストを募った結果、「白衣を着た、姫カットでポニーテールの女の子」ということになりました。
そしてすぐに描き始める岸田メル先生。

そしてこちらが実際の制作途中の画面。
とくにポーズの指定はなかったので、
今回のポーズは岸田メル先生が考えています。

20160824_gakusei_02Y

メル先生は絵の構図やポーズによって描き始めるところが違うそうで、頭からだけではなく、足から描いたりすることもあるそうです。
苦手なポーズの場合は検索して近いポーズを調べたり、実際に自分でポーズをとってみたりするそうです。

資料を探してその絵を描くことをズルい事だと思う人もいるけれど、岸田メル先生曰く
「著作権とか守れば何してもいいんですよ。」とのこと。
資料を見て描けば描けないものも少なくなりますね。

ライブペイントをしていただきながら、話題はイラストレーターとして大切なこと、に。

自分はてっきり「こんなことをしてきました」や「これはやっといた方がいい」などの
技術的な話になるのかと思っていました。

ですが実際にお話されたのは主に精神面での事や考えるべき事でした。
とても重要なお話だったので、ここではいくつかをご紹介します。

『楽しんで絵を描けるようにすると、嫌なことがあっても描ける』
とても当たり前のようにも思われますが、自分にとって納得のいくクオリティの絵が描けなかったりすると、絵を描くことが楽しくなくなったりします。

絵を描くこと自体が楽しいことなのだと再確認させられて、多くの受講生の胸に響いた言葉なのではないかと思います。

ちなみにメル先生はモチベーションが維持できず、描いても描けない時は寝るそうです。何か自分の気持ちを切り替える方法を見つけることも大事なのですね。

『上手い絵も大事だけど、お金を払ってでも見たい絵、欲しいと思わせる絵が大事。』
上手い絵は大事だけども、上手い=見てもらえるというわけではないそうです。

メル先生ご自身でも、気合の入れた作品を仕事で提出したときに思ったより評価がよくなかったり、またその逆もあったそうです。
人に好きになってもらえる絵がどんな絵なのか考える、絵でお金をもらうことに意識的になることが大事なのだそうです。

20160824_gakusei_03Y

そして受講生からの質疑応答はなんとライブペイントの仕上げをしながらご回答いただきました!それでいて一人ひとりの質問に的確に丁寧に答えてくださりました。すごいとしか言葉が出ないですね…。

最後に岸田メル先生が繰り返しておっしゃっていた言葉を。

「続けることが大事、気持ちが大事、やめないことが大事。
続けていれば上手くなる。やめなければ何とでもなる。
続ければ何かしらの形になる。」

とても勇気付けられる言葉です。
岸田メル先生、大変お忙しい中で特別講義にお越し下さり、貴重なお話と機会をありがとうございました!!!

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