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アフレコライヴ2014

2014年7月29日 | 学生発信委員会

皆さんお久しぶりです!
声優タレント学科本科2年Bクラス、
学生発信委員会副委員長の小澤史明(おざわふみあき)です!

7月22日(火)、23日(水)、24日(木)、25日(金)の4日間で、
声優タレント学科本科2年生による「アフレコライヴ2014」が開催されました!

演出は、81プロデュース所属の声優で学院講師の滝沢久美子先生にご指導頂きました。

20140725_gakusei_01

このアフレコライヴ、今年度は一つのアニメ作品の二つの話数を取り上げ、
それぞれのクラスでそれぞれの話のキャストを決め、
アフレコ稽古に励み、実際にアフレコしている所をお客さんに見て頂く、というイベントです。

アフレコは通常イベントなど以外では、スタジオを借りて収録をする為、普段はお客さんを前にして演じる、ということは滅多にありません。

そんなアフレコしている所を生で見ることが出来るのが、このアフレコライヴなんです!

20140725_gakusei_02

結構アフレコっていうと、舞台などとは違って、マイク前に立って、マイクに声が入るよう演技するので、棒立ちなイメージは少なからずあると思います。

ですが、実際は全然違って、アニメのキャラや、シーンに合わせる為、
表情やマイク前で出来る簡単な動きだけでは無く、暗幕に入ってそこからマイクに声を入れたり、
実際にその場にしゃがんで、マイクに声を入れたりなど、
アフレコライブならではの動きも飛び出します!

今回、「ガヤ」と呼ばれる、会場に居る観客の歓声や、船に居る船員達の声といった、
内容が決められていないその他大勢の「がやがや」した台詞の声をそのシーンに出ていないキャスト全員で演じました!

このガヤも普段ほとんどの場合は、メインのシーンを収録した後、キャスト全員で別に収録をし、
後から編集して、その音を合成し、乗せていくのですが、そこは流石アフレコライブ、ひと味違います。
なんとその場で、実際に演じてしまいます!

アフレコを見つつ、BGMとして聞こえてくる収録したガヤ音声では無く、
その場その場で聞こえてくる、まるでその場に自分が居るかのような臨場感を与えてくれます!

このガヤもまず何処のシーンで何処まで入れるか、というのもクラスで決め、
キャストの台詞が聞こえなくならない程度の音量で、
そして、台詞の様に目立つことが無い様入れていく、というのも稽古に稽古を重ね、完成を目指しました。

稽古の甲斐もあって、本当にその場に居るような臨場感、
そして、これ収録した音声流してるんじゃ無いの?って言われるくらいの音量、内容の精度になったと自負しています!

5月にクラス全員でキャストを決め、稽古に励み、上っ面だけでは無い本当の役作りとは?本当の演技とは?と試行錯誤を繰り返し、一生懸命取り組んできました。

20140725_gakusei_03

今回のイベントを通して、自分は本当にやりたかったことに真剣に向き合えた気がします。

台詞を読む際に、何処をどういう風に読もうとかそういう技術的な事も勿論必要ですが、
役である以上、その作品世界の中で生きている人間である以上、その世界に役として生きると言うことがどういう事なのか?
そして、役だけを追い求めるだけでは無く、そこにどうやって自分という個性をねじ込んでいくのか。

全クラスを通して見て感じたのは、同じ作品同じ話数同じ役をやっているのに、
それぞれに色があって、面白さがあって、そういう演劇という物の根本的な楽しさ、というのも知れました。

プロとして口パクに合わせると言うことも勿論大事です。役に合わせると言うことも当たり前です。
ですが、そういう表面的な分かり易いなにかだけでは無い、本質的な事、
「その作品世界で自分がその役として生きる事」を学べた気がします。まだまだ未熟ではありますが。

相手としっかり会話のキャッチボールをし、感情のキャッチボールをし、自分の心を動かし、人の心を動かす。
その本質的な演劇の楽しさと言うのを体感出来たと思っています。

この経験を大事にして、また日々の授業に取り組んでいきたいと思います!

声優タレント学科本科2年Bクラス、学生発信委員会副委員長の小澤史明がお送りしました!

またお会いしましょう!ノシ

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