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TVアニメ「正解するカド」メインスタッフによる特別講義レポート!

2017年6月6日 | 学生発信委員会

こんにちは!
アニメーション学科二年の久家七海です!

今回は5月14日に行われました、「正解するカド」の特別講義をレポートします!

ゲストとしてお越しいただいたのはのプロダクション・マネージャーの福長卓也さん、第2話、5話の演出をされたりょーちもさんです。

ただいま放送中の「正解するカド」は3DCGと作画を組み合わせたハイブリッドアニメーションです。

作画と3DCGの利点をどう上手く使いこなせるか!?

最初から最後まで聞き逃せない特別講義でした!

それでは特別講義の内容です!

どんっ!!!

20170606_gakusei_01Y

これは「正解するカド」の制作工程(簡略版)です。

これで簡略版………

3DCGが加わったことで制作はより複雑化されています。

そのため制作工程の把握がとても重要になります!

「正解するカド」はハイブリッドアニメーションです。

通常のアニメだと作画で行われる作業を「正解するカド」では、メインキャラクターを3DCG、それ以外のモブなどを作画が担当しています。

作画する分が減って楽じゃん!と思うかもしれませんがそうではありません。

3DCGが入ることで素材が多岐にわたりデータ管理の徹底が必須となります。

3D空間をいかに利用出来るか!!!

作画で表現しにくいカメラワークの動きも3D空間を利用することで比較的楽に作れることができます。

特に第5話の部屋の中をカメラが上下左右に動くシーンを見たときは驚きで目からウロコが落ちる思いでした。

カットで考えずシーンとして考えることが大事!!!

通常作画で行われるレイアウト作業にも今回は3DCGが関わっています!

あらかじめキャラクターのモデルを作り3DCG空間を使うことでカメラワークを動かしやすく、急なカット変更にも対応しやすくなります。

こういう風に3DCGを使って全体を見渡せることでカットという概念に縛られることなく、一連のシーンとして考えることができより良い作品に仕上がります!

最後にアニメーション業界で働く上で大事なことも教えていただきました。

あの膨大な制作工程をこなすには、第一にコミュニケーション能力!

たくさんのクリエイターの方々と関わるうえで必要不可欠ですよね!

また、映像が好きで研究できる人!

作り手のエゴにならず大勢の視聴者に楽しんでもらえる映像を。

わざわざ大変な道を選び研究し続けている現場の方にはとても尊敬します!

そして、これから取り組む卒業制作でもこのことを忘れずに私たちも奮闘したいです!

20170606_gakusei_02Y

ゲストの方々の熱のこもった講演を聞くことができて、就活中の私たちの意識も更に高まりました。

お忙しい中、お越しいただいた福長さん、りょーちもさんありがとうございました!

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