Plant UMLというツール
2017年6月16日 | ゲームプログラマー学科
こんにちは。
今週のブログ担当の
ゲームプログラマー学科1年大橋 明訓です。
今日はPlant UMLというツールを紹介しようと思います。
Plant UMLはUMLをテキストベースで記述できるツールです。
例えば、以下のテキストから次のUML図が作成されます。
@startuml
タイトル : ロゴとかタイトルとかの表示
メニュー : 対戦画面とか設定に移動したりゲームを終了させたりとか
設定 : ボタン配置とか音量とかの設定
クレジット : スタッフロールの表示
[*] -> タイトル : ゲーム起動
タイトル -> メニュー
メニュー –> 設定
メニュー –> ゲーム
メニュー -> [*] : ゲーム終了
メニュー –> クレジット
設定 -> メニュー
クレジット -> メニュー
ゲーム -> メニュー
state ゲーム {
対戦 : たたかう
キャラクタセレクト : キャラクタえらぶ
リザルト : 結果の表示
[*] -> キャラクタセレクト
キャラクタセレクト –> 対戦
対戦 -> リザルト
リザルト -> キャラクタセレクト : キャラクタセレクト選択時
リザルト –> 対戦 : 再戦選択時
リザルト -> [*] : メニュー選択時
}
@enduml
これは、私が現在製作中のゲームの状態遷移図です。
テキストと図を見比べるとわかると思いますが、ある程度直感的に記述することができます。
テキストベースで記述できるので、ソースコードのコメントにPlant UMLのテキストを仕込んでおけば、解読の手助けになったりします。
プログラムを書かない人たちでも、仕様書やプレゼン資料の作成時に使えると思います。
簡単に扱えて便利なので気になった方は使ってみてください。
excelで作るより格段に早いですよ!
以上です。