イラストレーター・さいとうなおきさんによるイラスト添削講座
2023年10月10日 | キャラクターデザイン学科
イラストレーター、YouTuberとしてご活躍されている、さいとうなおき先生が昨年に引き続きご来校。今回も応募作品の中から一枚を選出し、さいとう先生に添削していただきました。
AMGでは毎回、人気作品を手掛ける大手エンタメ企業の方をゲストにお招きし体験説明会をおこなっています。
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AMG在学中の2年間で様々な技術を身につけ、画力アップ。入学当時と2年後では、作品は見違えるように変わります。
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今回、さいとう先生に添削をしていただく作品がこちら!「学校の文化祭」をイメージしたイラストとのことで、男の子と輪投げのアイテムが描かれています。
より文化祭っぽさを出すために、添削スタート。まずは「キャラクターの目線の先に空間をあけるため」、男の子の位置を移動させます。また、みんなが気になる「服のシワ」については、横のシワだけでなく「縦方向のシワにも注目して描くこと」がコツだと教えてくださいました。
さらに、ぱっと見ただけで「輪投げ」だと分かるように、輪投げのリングを増やし重石が付け足されます。続けて、手にはギターと屋台のたこ焼き、顔周りには、イベントポスターを描くための絵の具の筆、ペンや定規、ねじり鉢巻きなど、文化際らしいアイテムを手際良く描かれていきます。
「メインの男の子は文化祭の運営委員でポスターを自分で描いていて、クラスの催し物は輪投げで、軽音部に所属していて…」と、アイテム一つひとつにちゃんと意味があり、一枚の絵の中でストーリーを表現されているところに感動しました。
「さいとう先生は文化祭で思い出に残っていることはありますか?」という質問に「ポスターを描いた思い出はありますね。でも、当時はまだ若かったので、レイアウトもせず勢いで描いて残念な仕上がりになった記憶があります。今となっては色々と反省するところがありますけど、そういう苦い思い出も青春ですね(笑)」と、答えてくださいました。
添削後の質疑応答の時間では、「たくさん絵を描く、模写をすることの大切さ」について丁寧にアドバイスをくださったさいとう先生。
最後は「AI技術との上手な付き合い方」に加え、「クリエイターって、いっぱい楽しんでいっぱい作品をつくることが本質だと思うんです。どんなに勉強していても、楽しみながらたくさん作品をつくっている人には勝てないです。今日参加してくださっている方の中にも『私も家に帰ったら早く絵を描きたいな』という気持ちを持った人もいると思います。是非その気持ちに従って、いっぱい楽しんでいっぱい作品をつくってください。そうすれば、自分の道を切り開いていくことができると思います」と、メッセージをいただきました。
AMGでは、学校説明会や個別相談会と並行して、今日のような楽しく実りあるイベントを今後もたくさん行いながら、エンタメ業界を目指す皆さんを応援します。
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