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イラストレーターのPOKImariさんによる『オンラインスペシャルトークイベント』

2022年4月24日 | キャラクターデザイン学科

AMGで2日間おこなわれた春の制作発表会。キャラクターデザイン学科は在校生・卒業生の作品を多数展示し、保護者の方や新入生、入学をご検討されている方に見ていただきました。2日目の学科イベントでは、学校説明会とイラストレーターのPOKImariさんによるオンラインスペシャルトークイベントを開催しました。

アニメ「テスラノート」や「いたずら魔女と眠らない街」のキャラクター原案などを手掛けるPOKImariさん。もともとゲーム会社で3DCGのイラストを手掛けていたこともあり、ジャンルを問わず幅広い作品に携わっています。この日は、事前に参加者の方から募った質問に答えてくださいました。
その中からいくつかピックアップしてご紹介させていただきます。

 

― プロのイラストレーターでも練習をすることはありますか?

最初は、周りと差をつけるためにがむしゃらに絵を何枚も描いていましたが、大人になってからは、洋服のシワをどうやって表現すれば良いかなど、原理を考えながら1枚ずつ集中して描く練習をするようになりました。

―  カッコいい女性を描かれることが多いと思いますが、きっかけは何ですか?気をつけていることはありますか?

元々つり目の大人っぽい女性が好きで、イラストでもそういった女性像を描いていました。そんなとき、知人から「カッコイイ女性を描くイメージをもっと打ち出した良いよ」と言われ、2018年頃から、Twitterに「カッコイイ女子」というタグを付けて、カッコイイ女性を描き続けようと思ったのがきっかけです。でも、今後は可愛い女の子や違う雰囲気のキャラクターもどんどん描いていこうと思ってます。

― 色選びで意識されていることはありますか?

まずは、テーマカラーを一つ決めて、そこからプラス2、3色以内におさめるようにしています。
例えばテーマカラーが赤だったら「攻撃的」とか「情熱的」とか、イラストのイメージが一目で分かるような色選びをしています。

― 背景ありの一枚絵を仕上げる場合、どのくらいの時間がかかるのでしょうか。描くのが遅くて悩んでます。

時間は描く絵によってさまざまですが、仕上がりまでの期間、時間を区切って描く練習をすると良いです。プロの仕事もそうだけど、必ず納期があるので、その中で自分の力を全て出し切るのは難しい。だから、7、8割ぐらいのパワーで仕上げられる絵を常に描けるようにしておくことが大切です。例えば、納期3日の架空の指示書を作って、必ずそれを守るという練習を繰り返すなど、実際に仕事がきたときに備えておくと良いかもしれません。

― 何を基準にお仕事の依頼を受けていますか?

若い頃はある程度いただいた仕事は全部受けるようにしてましたが、最近は「自分がやりたいもの」「流行ってるもの」「自分の作品が本当に必要とされているもの」を軸に検討するようにしています。例えば、僕の場合だと「カッコイイ女性が出てくる作品にしたいから、ぜひPOKImariさんにキャラクターを描いて欲しいです」といった熱意を感じるような案件は、積極的に受けるようにしています。それから、「今後の自分の方向性とマッチする仕事」も検討の際、大切にしているポイントです。どんな絵が描きたいのか、どんなかたちで作品を出したいのか、今のうちから少しずつ将来へ向けた考えを頭の片隅においておくと良いんじゃないかなと思います。

AMGでは、今後も楽しいイベントをたくさん開催します。絵が好きな方、イラストレーターのお仕事に興味がある方は、学院HPやキャラクターデザイン学科Twitterをぜひチェックしてみてください。2023年度学生募集、早期エントリーも開始しています!

 

▼今後のイベント情報はこちら
https://www.amgakuin.co.jp/ssl/setsumeikai/

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