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【イベントレポート】イラストレーター・じゅん先生によるライブペイント＆トークショー

2023年6月28日 | キャラクターデザイン学科

ゲーム・キャラクターデザイン・書籍の表紙のみならず「タベガール」「武姫weapons」など、魅力的なイラストを数多く手掛ける実力派イラストレーターのじゅん先生が来校。ライブペイントをしながら様々なお話を聞かせてくださいました。

大学卒業から就職して企業で2年間働いた後、イラストを学ぶため専門学校に入学された、じゅん先生。その後、ゲーム会社で5年ほど3Dデザイナーとしてお仕事をされていましたが、本格的にイラストレーターの仕事に挑戦するためイラスト系の会社へ転職し、現在は数多くのイラストを手掛けておられます。

専門学校に通っていた頃の思い出として一番印象に残っていることは「同じクラスの人たちと授業後も教室に残って一緒に絵を描いたことです。もう一度その時に戻りたいぐらい、楽しかった思い出として残っています」と、じゅん先生。「やる気のある人が周りにいるとモチベーションが上がって自分も頑張ろうと思える。それが、学校に通う一番のメリットです」と話してくださいました。

また、専門学校で学んだ中で特に役立っていることは「デッサンなどの基礎的な授業です」と、じゅん先生はおっしゃいます。デッサンを真面目に学んでおくと、仕事で活かされる技術が多くなるそうです。さらに「本で読んだり自分で調べたりと、独学でもできなくはないけれど、先生から直接フィードバックをもらえる環境はとても貴重です」と、教えてくださいました。

イラストレーターとして仕事をしていく上で大切なことは「とにかく描き続けること」であると、じゅん先生。今はまだ仕事に直結しなかったとしても、継続することで仕事に繋がっていき、自身のモチベーションの維持にも繋がっていくという貴重なお話も聞かせてくださいました。

「行き詰ったときは一晩休んで冷静に自分の絵を見直してみるのは良いけれど、絵を描かない日が2日以上になってしまうのは良くないです」と、じゅん先生。

そして、ライブペイントのイラストの仕上げをおこないつつ「イラストレーターに必要なのは、ポジティブさです。私は、専門学校で集中して絵を描いた時間が人生の宝になっています。楽しいことや頑張ったことは、自分が行き詰ったときに道しるべになってくれます。努力した時間は裏切らないですし、最後まで頑張った人が業界で生き残る人です」と、未来のイラストレーターたちに向け、熱のこもった言葉を届けてくださいました。