【卒業制作連載ブログ】ぼくらの夏地図【最終回】
2013年3月5日 | アニメーション学科
こんにちは、「ぼくらの夏地図」 監督の山下です。
最後の最後でブログを書かせていただくことになりました。
半年以上をかけて取り組んできた卒業制作も発表会までの細かな微調整を残して、
ついに完成の運びとなりました!
ここまで本当に長かった。
私達の卒業制作は、本編15分の作品です。
本当にほんとうに大変な作業でした。
就職活動の中での絵コンテ、作画作業。
動かしやすさを考えたキャラクターデザインから始まり、週に数カット上げるというペースでこなした動画作業、
自然物ばっかりの背景作業から、映像に命が吹き込まれたアフレコ、タイミングに苦戦した音響に至るまで、本当に色々な事がありました。
全員の苦労も、制作秘話も全て書きたいのですが、監督として言いたい事を一つだけ。
それは、映像は一つの要素だけでなっているのではないと言うことです。
アニメーション=絵と思われがちですが、今回制作してみて、音、シナリオ、背景、尺のリズム、外側の人間関係に至るまで様々な要素の相互作用で作品になっていると感じました。だからこそ、様々な人の力が必要だし、またそれが作品の大きな力になって行くのだと思います。
完成した作品はそれらの一部で、手を離れてしまったら作品として巣立ってしまうけれど、画面には間違いなく「誰かの力」の痕跡が残っていると感じます。だからこそ、映像はスタッフ全員の「力」の結晶体だとそう思います!!
なんて…最後だから、ちょっと恥ずかしい事を書いてみました。
力も個性も様々の、「2年生全員で描ける」画面のギリギリを模索しながら
やりたい事描きたいものをたくさん詰め込んで完成させた作品です。
長い制作期間の中では力及ばず、悔しいことも辛い事もたくさんありました。
もっとこうしていれば、と思う事は沢山あるけれど、それはもう後ろ向きな後悔ではありません。
もっとこうしかった、こうしてあげたかったと思う気持ち、それが新しいエネルギーとなって
また次の作品へ、繋がって行くのだと思います。
次に私達が作る作品はプロとしての作品です。
素人でいられるうちの最後の作品
(もちろん作品である以上観てもらう人の存在が作品にとって何より重要だけれど)
作り手の私達にとって、この卒業制作はきっと特別な作品です。
願わくば私だけでなく、誰かにとっても大切な作品であればいいなと思っています。
最後に、作品を制作したクラスの仲間、キャラクターに命を吹き込んでくれた声優タレント学科のみなさん、
この機会を与えてくれ、支えてくれた先生方や先輩、協力してくれた一年生の皆、
この作品に関わってくれた全ての方々に、代表して感謝の気持ちを伝えたいと思います!
ありがとうございます…!!!
みんな、本当にお疲れ様でした!!
ちゃんと完成しましたよ!*^^*
■■ 監督 山下 香織
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