アニメーション学科の特別講義で、卒業生の中武哲也さん(2000年卒業)にご来校いただきました。アニメ『バブル』『甲鉄城のカバネリ』、TVアニメ『SPY×FAMILY』『進撃の巨人』などを手掛ける株式会社WIT STUDIOの共同創業者／取締役／アニメーションプロデューサーを務めておられる中武さん。この日は、AMG在学中の思い出やアニメーション業界についてたっぷりと話してくださいました。

中武さんは在学中、新聞奨学生制度を利用しながらAMGに通学されていたそうです。「卓越したスキルはなかったけど、アニメはたくさん見ていました」と、中武さん。現在も行われている他学科と協力しながら一つの作品を作り上げる「共同制作」の授業では、オセロゲームの映像を作り、その経験が、映像制作をしたいと思ったきっかけになったと話してくださいました。

また、クラスメイトの中では、コツコツ頑張っている人、周りを気にせず自分のやるべきことを丁寧にやっている人が夢を掴んでいて、それはお仕事を始められてからも大切なことだと教えてくださった中武さん。WIT STUDIOでも素直に話を聞いて、自分の担当の作業を丁寧におこなえる人を求めており、周りの仲間を尊敬、信頼できる人を大切にしていると話しておられました。

さらに、WIT STUDIOには中武さんをはじめ、多くのAMG卒業生が在籍されており、それぞれの活躍についても説明会の中で話してくださいました。

この日の講義では他にも『SPY×FAMILY』を例にした、作品がヒットする秘訣やグッズ展開のお話、『Pokémon LEGENDS アルセウス』の舞台、ヒスイ地で繰り広げられるWeb短編アニメーション『雪ほどきし二藍』や、全カットの背景にAI生成画像を用いた画期的なアニメーション『犬と少年』の映像鑑賞の時間もあり、盛りだくさんの内容でした。

最後はアニメ業界を目指す後輩たちに向けて「今まで安定していないと言われてきたアニメ業界にもビジネスモデルが見えてきて、今は不安定じゃない。昔よりもずっと働きやすい環境が整ってますよ。世界的なアニメを作って頑張ろうという人はWIT STUDIOに来てください」と、メッセージをいただきました。

AMGの講師は全員が現役のプロ。エンタテインメント業界の第一線で活躍するプロから、技術はもちろん、今日のような業界の情報を学ぶことができます。

週末開催のオープンキャンパスでも現役のプロクリエイターをお招きし、講義や体験授業をおこなっていますので、ぜひ一度ご参加ください。

AMGはエンタメ業界を目指す皆さんを応援します。

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