声優になる方法と言えば、オーディションがすぐに思いつきますよね。
高校生から声優を目指すための方法について紹介しています。声優の勉強や進路の選び方、ライバルに差をつけるために今からやっておきたいことなども紹介。憧れの声優を目指している高校生は要チェックです!
高校生から声優になるには?勉強の仕方や進路、やっておくべきことを徹底的に紹介!
アニメだけでなく、ドラマや映画、YouTubeなど、幅広い活躍を見せている声優。「自分もあんな風になりたい!」と憧れている方も多いのではないでしょうか?
この記事では、高校生から声優になるための方法についてまとめました。声優になるための勉強の仕方や一般的な進路、声優になるために高校生のうちからできることについて紹介していきます。
いつか巡ってくるチャンスを掴めるよう、ぜひ最後までこの記事を読んでみてくださいね。
高校生で声優になる3つのルート
まず、高校生で声優デビューをする方法を3つ紹介します。
一般公募の声優オーディションに合格する
まず、一般公募の声優オーディションに合格して、声優の仕事を取る方法です。
年齢制限のないオーディションや、15歳以上から受けられるオーディションも多いため、高校生でも受けることができますが、声優の勉強をしたりオーディションに慣れていたりする人がライバルになる可能性もあります。
声優の勉強をしたことがなくても、子役として活動していたなど、演技経験者が声優オーディションに応募するのも珍しくありません。
声優事務所に所属する
プロの声優の定義は難しいですが、「声優事務所への所属が決まった=声優デビュー」とされることも多いです。
ほとんどの事務所では、所属するためにオーディションを受ける必要があります。
基本的に声優事務所のオーディションは、付属の声優養成所か声優専門学校の卒業生でないと受けられませんが、高校生でも受けられる声優事務所オーディションもあります。
ただし、声優養成所や声優専門学校で勉強してきた人がライバルになることがほとんどです。
芸能事務所や劇団から声優デビューする
高校生で声優デビューする方の中には、元々芸能事務所や劇団で演技経験を積んでいた方も多いです。
小学生から芸能活動をしていたという方も珍しくありません。
たとえば、宮野真守さんは小学生から子役として活躍していましたが、高校3年生の時海外ドラマの吹き替えオーディションに合格したのがきっかけで声優になりました。
芸能事務所や劇団でも所属オーディションがあるので、演技未経験でいきなり所属できる可能性は低いでしょう。
どうやって声優の勉強をする?
これまで紹介してきた3つの方法を見ると、声優になるにはオーディションがカギということが分かります。
高校生から声優オーディションを受けることもできるけど、合格するには実力が必要ということですね。
実力をつけるには、きちんと声優の勉強をしなければなりません。
ここからは、声優の勉強をする方法について紹介しましょう。
声優養成所に通う
先ほども少し話に出てきましたが、声優事務所には、付属の養成所があることも多いです。
声優養成所では演技や声の出し方など、声優になるためのレッスンを受けられます。
声優養成所の中には高校生でも通えるところもありますが、入所するためにオーディションを受けなければいけないところも多いです。
ちなみに、17歳でアニメ作品デビューした武内駿輔さんは、高校生の時に声優養成所で週1回のレッスンを受けていたそう。
学校の勉強と養成所の両立は大変でしたが、1日の勉強と練習の時間配分をしっかり考えてコントロールしていたとのことです。
高校生でもオーディションを受けられる代表的な声優養成所は、次の2つです。
プロダクション・エース演技研究所
プロダクション・エース演技研究所は、プロダクション・エース付属の声優養成所です。
レッスンは週に2回で、夜の部もあるので高校と両立させることもできます。
14歳以上であれば応募ができ、一次審査が書類選考、二次審査が実技審査と面接という流れです。
日本ナレーション演技研究所
日本ナレーション演技研究所は、週1回のレッスンで声優に必要なスキルを身につけます。
中学3年生から応募でき、入所するためには筆記試験・セリフの実技審査・面接が必要です。
声優専門の学校に通う
声優養成所に入るにもオーディションがあるなら、初心者はどこで声優の勉強をすればいいの?と思った人もいると思います。
初心者が声優の勉強をするなら、声優専門の学校に通うのがおすすめです。
声優専門の学校ならオーディションや実技審査がないのが一般的なので、今まで声優の勉強をしたことがない人でも大丈夫です。
声優の専門学校に通うのは高校を卒業した後になるので、「高校卒業まで待てない」という人もいるかもしれません。
しかし、しっかり声優の勉強をしないままオーディションを受けると、不合格が続いて、自信がなくなってしまうかもしれません。
焦って高校生のうちからオーディションを受けようとするのではなく、しっかり声優の勉強をしてから、自信を持ってオーディションに挑戦することをおすすめします。
独学で声優を目指せる?
「声優になるには、学校に通わないとダメ?」「独学じゃ声優になれないの?」と疑問に思っている人もいるかもしれません。
結論から言うと、完全に独学でプロになるのは難しいでしょう。
もちろん、YouTubeやSNSに公開されている発声練習法などを高校生のうちから実践するのは、悪いことではありません。
ただし声優になるには、アフレコでのマイクの使い方(マイクワーク)や、共演者との掛け合い、オーディション対策などのスキルも必要です。
こうしたスキルは仲間と一緒に練習したり、業界のことを知るプロから指導を受けたりすることで身に付きます。
独学で声優に必要なスキルを身に付けるには限界があるので、学校でしっかりプロから学ぶのがオススメです。
未経験で高校生から声優を目指す一般的な進路
ここからは、演技経験のない高校生が声優を目指せる一般的な進路を紹介します。
ステップ1.声優勉強は専門の学校で
演技経験がない場合、高校を卒業した後に声優専門の学校で勉強するのがオススメです。
もう説明した通り、声優養成所に入るにはオーディションがあることが多いのに対して、声優専門の学校にはそういったオーディションがほとんどないからです。
また声優専門の学校なら、声優養成所のように受けるオーディションの制限がないため、将来どんな事務所にも入れる可能性があります。
声優養成所では、同じ会社の事務所に入るのが一般的ですが、声優専門の学校ならどこの事務所を目指すかは自由です。
自分のやりたいことができる事務所や強みを活かせる事務所を、専門の学校の先生に相談することもできます。
「気になる声優事務所がいくつかある」という人にもオススメですよ。
ステップ2.声優専門の学校を卒業した後、オーディションに挑戦!
声優専門の学校で勉強していくうちに、どの声優事務所を目指すべきなのかだんだん分かってきます。
お目当ての事務所が決まったら、付属の養成所に入るオーディションを受けましょう。
または、直接事務所に入るためのオーディションを受けられる可能性もあります。
どちらにしても、専門の学校を卒業する頃にはしっかりと実力がついているはずなので、自信を持ってオーディションを受けられるでしょう。
ライバルに差をつける!高校生のうちからやるべき9コのこと
高校生から声優になるには、声優専門の学校に通うのが一般的と紹介しました。
演技未経験でも専門の学校に入学できるとはいえ、プロを目指すために高校生のうちからやっておくべきこともあります。
ここでは、声優を目指す高校生が今すぐできる9コのことを解説していきましょう。
将来目指す声優像を決める
声優と言っても、仕事のジャンルや得意な役は人それぞれ。
自分がなりたい声優とはどんな声優なのか、高校生のうちに整理しておきましょう。
たとえば舞台でも活躍する声優になりたいなら、演技力だけでなく歌やダンスの練習にも力を入れる必要があります。
このように目標を決めると、どんなスキルを身に付ければ良いのかが分かるので、ゴール設定は大切です。
滑舌を良くする
早口言葉や音読をして、滑舌が良くなるよう訓練しましょう。
これは、花江夏樹さんも高校生の時に実践していた方法です。
一音一音はっきりと発音することで、舌の筋肉が鍛えられ、滑舌が良くなります。
映像に合わせてアフレコの練習
こちらも、花江夏樹さんが高校生の頃実践していた練習方法です。
好きなアニメや映画作品の中で自分がやりたい役のセリフを書き出し、映像を無音で流しながらアフレコします。
自分の演技を録音し、後で映像と合わせて確認すると、プロの演技と何が違うのか確認できるのでオススメです。
発声練習を日頃から行う
声を出しやすくするためには、横隔膜とその周辺の筋肉を鍛えることが重要です。
次の筋力トレーニングを地道に続けて、声を出しやすい体づくりをしましょう。
1.仰向けに寝る
2.脚を天井に向けて上げる。あごに力を入れないよう注意
3.そのままの姿勢で呼吸をする(20秒)
4.脚を少し倒して呼吸する(20秒)
5.さらに脚を倒して呼吸する(20秒)
6.3〜5を、今度は声を出して行う
たくさんの作品を見る
声優になるには、どんな役でも演じられるようになりましょう。
そのためにはアニメや漫画、本などたくさんの作品を見て、登場人物の気持ちを想像する訓練をします。
またプロの声優は、原作がある作品の場合、役の気持ちを理解するために原作を見てからオーディションやアフレコをすることが多いです。
そのため今から色々な作品を見ておけば、将来声優になった時に役に立つかもしれませんね。
アルバイトで貯金と社会経験を積む
声優を目指す高校生がアルバイトをすると良い理由は、次の通りです。
- 社会経験になるから
- 貯金ができるから
- 仕事によっては声優のスキルアップに役立つから
声優志望の人に人気のアルバイトは、コールセンターや飲食店のホール、テーマパークのキャストなどです。
声優の仕事に活きる習い事や部活をする
将来、仕事の幅を広げるために、習い事や部活を始めるのも良いでしょう。
歌やダンス、演劇などは、声優の仕事と深く関係するのでオススメです。
他にも英語が話せればできる役が広がったり、スポーツ経験があればスポーツをテーマにした作品に出演できたりと、思いがけないところで特技が声優の仕事に活かせる可能性があります。
オーディションについて研究する
前半でも説明しましたが、声優にとってオーディションは重要です。
声優デビューするためにも、プロになった後仕事を受けるためにも、オーディションは欠かせません。
オーディション対策は、早い段階でできることから始めるのが良いでしょう。
声優になりたい高校生はぜひ、声優オーディションの開催時期や探し方、合格するためのコツなどを研究してください。
プロの声優から指導を受ける
実は、声優専門の学校や声優養成所に入る前でも、プロの声優から指導を受けられます。
アミューズメントメディア総合学院のオープンキャンパスでは毎月、豪華声優ゲストをお迎えして、アフレコ体験やレッスンを行なっています。
実際に業界で活躍する声優から、無料で演技指導を受けられるチャンスです。
演技経験のない人もたくさん参加しているので、安心!
「とにかく今すぐに何か始めたい!」という人は、オープンキャンパスに参加してみてはいかがでしょうか?
まとめ
高校生で声優になるには、声優オーディションに合格する必要があります。
声優オーディションを受けるなら、しっかり実力をつけて自信を持ってからにするのがオススメ!
高校生のうちは作品鑑賞やアルバイトなどの準備期間にして、声優専門の学校で基礎を身に付けると良いでしょう。
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