今年もアニメーション学科の共同制作発表会を実施。
1年生の作品と2年生の卒業制作作品が同時に発表されました。

AMGのアニメ共同制作は、グループに分かれて、アニメーション制作の全行程（企画、設定、絵コンテ、作画、仕上げ、撮影、編集）を実際に作りながら学ぶ現場実践教育。
ゲーム・アニメ3DCG学科や声優学科など、他学科と連携した制作や、プロ声優も収録を行うAMGスタジオでのアフレコの実施、プロのアニメーション監督・演出家による徹底指導と、AMGならではの共同制作を実現しています。

▼共同制作・カリキュラムの詳細はこちら
https://www.amgakuin.co.jp/contents/animation/

感染症の影響にも負けず、全チーム上映することができました。

現役のアニメクリエイターでもある講師の先生、現場の第一線で活躍をされているプロの方々から講評をいただき、お褒めの言葉や厳しい指摘に一喜一憂する場面も見られました。
プロの方々から頂戴したアドバイスを胸に、1年生は次の共同制作へ、2年生は実際の現場でプロとしてアニメ制作を始めます。

アニメーション学科の学生たちがつくり上げた渾身の作品。是非ご覧ください。

1年生Aグループ作品
『ダイアローグ』

あらすじ

主人公は今時珍しいスマホを持たない高校生。「伝えたいことは直接会って伝える」ということを大事にする少年は、友人からいつも「変わっている」と笑われていた。そんなある日の帰り道、少年は一人の少女と出会う。最初は少年のことを恐れていた少女だったが、少年のやさしさに触れ次第に心を開いていく。少女はある理由で家に帰れなくなったことを少年に打ち明け、自分の秘密を伝える。その秘密とは――。

1年生Bグループ作品
『旅立ち』

あらすじ

「失くしたものは、みつかりましたか？」という何者かの問いに対して、ずっとなにかを探して旅をしてきた不死の少年。だが、少年は探すことを諦め、旅を終えようとする。そこへ突然謎の少女が現れ、一緒に旅を続けることになる。その旅路で少女を通して、日々を生きるとはどういうことなのか、少年の失くしてしまった「自分（不死）という存在を考えること」を思い出していく。永遠の中、辛いこと、悲しいこと、嬉しいこと、その全てを受け入れて自分（不死）とは何なのかを探しに、少年は自分の意志でもう一度旅に出ようと決意する。

2年生作品
『ユーモア』

あらすじ

ここはとある小さな島。ある日幼馴染の空野が遊びに行こうと宮本を誘いに来る。行き先は住み慣れた町の商店街のはずだが……どこか変だ。まるで自分が行って見たかった水族館や遊園地が飛び出してきたかのような世界。その世界にはなぜかいるはずのないもう一人の幼馴染甘川の姿も。さすがに変だと感じた宮本は、この世界が自分の夢だと気付く。この世界が楽しくてずっとここにいたいと思う空野は宮本と対立してしまう。

【 参加学生の内定インタビューはこちら 】
『鬼滅の刃』などを手掛けるufotableに内定した織畑幸恵さん
『攻殻機動隊』などを手掛ける株式会社プロダクション・アイジーに内定した若槻茜さん

2年生作品
『ベスト・バレンタイン』

企画意図・テーマ（制作者メッセージ）

「ファッション」も「恋愛」も時代と共に変化し、その人に寄り添った形になってきています。どんな服を着ても良いし、誰を愛したって良い。これまで根深かかった「性別」「人種」という障壁は、ほぼなくなってきています。同時に「自分らしさ」とは？というクエスチョンをより追求することにも繋がります。他人から見た「あなたらしさ」と自分が感じる「自分らしさ」は必ずしも一致しません。 「ファッション」と「恋愛」、また、それにおける「自己の追及」という点において、私たちが抱いている世界観やアニメーションの魅力を最大限にいかし、現実よりも、より「リアル」な内的象徴を描き、伝えていきたい、そんな想いを作品に込めました。

【 参加学生の内定インタビューはこちら 】
『呪術廻戦』などを手掛ける株式会社MAPPAに内定した堀井結月さんと三上ゆめさん

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AMGでは、実践的なカリキュラムはもちろんのこと、プロと同じ方法で作品制作をする共同制作を通し、現場で活かせる能力を身に付けます。 カリキュラムや共同制作について詳しく知りたい方には、無料でパンフレットを送付いたしております。 また、学校見学・体験説明会も随時開催しておりますので、お気軽にお越しください。