声優になるには、基礎練習を積み重ねなければいけません。
声優業界は競争が特に激しいので、基礎練習を怠ると、一気に他者との差が広がってしまいます。
また、声優として第一線で活躍している大御所や売れっ子でも、基礎練習を欠かしません。
驕らずに謙虚な姿勢を持ち、練習し続ける事が、声優として活躍し続ける秘訣です。
ここでは、声優になるための練習方法を、見ていきたいと思います。
目次
発声練習
発声練習は、正しい発声方法を身に付けるために必要な事です。
むやみやたらに発声練習をしていると、余計な癖が付いてしまったり、喉を痛めてしまう恐れがあります。
その点に気をつけて、滑舌を良くするために早口言葉を繰り返したり、正しい発音をするために基本である「あ・い・う・え・お」の母音それぞれを、口をきちんと動かしながら明瞭に発音できるようにしましょう。
腹式呼吸
声優だけでなく歌手も含め、声の仕事を志す初心者は、腹式呼吸の習得が求められます。
腹式呼吸を習得すれば、多くの空気をお腹に溜め込めるので、胸式呼吸と違い、よりハリのある声を出す事ができます。
腹式呼吸をする上で気を付けておく点は、姿勢です。
リラックスをした上で、猫背にならないように背筋をピンと伸ばし、アゴを軽く引き、肩を動かさずに空気を鼻から吸う事です。
壁を用いれば、まっすぐ立てられやすくなりますし、姿見があれば自分の姿勢を確認できます。
全身で呼吸するようイメージを心掛け、息を吸う時にお腹が膨らみ、吐く時にお腹が凹むという点に注意しましょう。
リップロール
リップロールとは、唇を振動させながら声を出す事です。
振動させるには、全身の力を抜かなければいいけませんが、特に唇や喉の力を抜く事を意識しなければいけません。
脱力した状態で息を吹き出せば、唇は振動するので、振動したまま発声しましょう。
やってみると意外と難しく、最初のうちは上手くいかないかもしれません。
しかし長く振動するには腹式呼吸は必須ですし、唇を振動させた状態で低音から高音を出せれば、声帯だけで音程をコントロールしたという事になります。
何よりも、リップロールにはリラックスが大前提なので、姿勢にも繋がってきます。
そのため、声優に必要な要素が至る所に込められている練習方法です。
ハミング
発声をする上で、ハミングは最適なウォーミングアップ方法になります。
全身の力を抜き、基本的に口を閉じた状態で行うので、鼻歌に近い感覚です。
まずは、鼻に手をあて「んー」という声を出し、鼻が振動すれば、鼻でハミングができている事になります。
次に眉間や頭、口や胸に振動を移動させてみましょう。
コツとしては、上に響かせる場合には音を高くし、下に響かせる場合には音を低くする事です。
ハミングができるようになれば、声優として響きのある声を発せられます。
楽曲に合わせてハミングするのも、いいかもしれませんね。
ここで紹介した発声練習は基礎となるため、声優デビューを目指すなら更に実力を磨かなくてはなりません。
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表情筋を鍛える
日常会話だけでは、顔の筋肉は一定の範囲でしか使われないので、声優としての可能性を広げるためには、表情筋を鍛える事が重要になります。
例えば、口周りの表情筋を鍛える事で、滑舌が良くなります。
噛みごたえのあるものを口に含める事で咀嚼回数を増やせば、顎が鍛えられます。
舌を出して大きく回したり、口腔内でも舌を上下左右、時計回りや反時計回りに目一杯動かせば、舌の筋肉が鍛えられます。
顔全体や口や目などの一部分を思いっきり伸ばしたり縮めたりを繰り返す事で、顔の表面の筋肉が鍛えられます。
ご紹介した方法などを実践する事で総合的に表情筋が鍛えられるので、喜怒哀楽の表情を表現しやすくなります。
そのため、発声に良い影響を与えるだけでなく、声で表現するには不可欠である喜怒哀楽の感情も込めやすくなるのではないでしょうか。
表情筋を鍛えることも大切ですが、より応用的なスキルを身につけなくては、声優デビューは出来ません。
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アフレコの練習
アフレコは、自宅でもできる効果的な練習方法です。
自宅でアフレコをする際は、後で振り返るために録画が必須なので、ビデオカメラやスマートフォンなどを用意し、アニメやドラマなどの台詞を事前に書き出しましょう。
感情表現や間合いについてもメモすれば、よりいいかもしれません。
ビデオカメラを、声を吹き込む映像と自分の声がきちんと届く位置にセットし、消音状態で映像を流します。
アフレコを終えた後に、ビデオカメラで確認をして、声や感情表現などのズレを確認しましょう。
アフレコをする前に、リップロールやハミングでウォーミングアップをすれば、しっかり声も出てアフレコに気持ちが入り込める可能性が高くなります。
更に、プロの声優にアドバイスをもらうことでアフレコの練習をより効果的にすることができます。
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文章や小説の音読・朗読
文章を声に出して読み上げる事で、滑舌を鍛えられ、ナレーションの練習にもなります。
そのため、活字を見てると音読する癖が身に付いている声優もいるそうです。
また感情表現にフォーカスするなら、小説や詩集、台本の朗読が最適です。
感情を表現するとなると、熱がどうしても入ってしまうのは仕方ありませんが、一音一音しっかりと発声するのを忘れずに、朗読しましょう。
録音した方が自分の欠点や反省点を見つけやすくなります。
アフレコ同様、リップロールやハミングを事前にした方が気持ちが入りますし、発声練習の仕上げにもなります。
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演技の練習
声優は声だけで演技をするだけではなく、全身で表現しなければなりません。
そのため、声優には演技力、言い換えれば表現力は必要不可欠です。
全身で表現した感情が結果的に声に集約され、それが演技力に繋がります。ですが、声優としての技術や表情筋をいくら鍛えても、感情を乗せるのはとても難しいです。
演技力を養うのためには様々な方法がありますが、声優の専門学校や養成所では、ダンスや日本舞踊などのカリキュラムが実施されています。
独自で演技の練習をするには、先ほどご紹介した朗読やナレーションが効果的です。
他の方法としては、読書や映画鑑賞などが挙げられます。登場人物の感情を自分なりに理解する事で、声優としての引き出しが増えるのではないでしょうか。
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普段の会話を意識すれば練習に繋がる
滑舌や明瞭な発音などというのは、もちろんそれらを向上させる訓練がありますが、普段の会話から意識することで向上に繋がります。
例えば、つい早口になってしまって発音が明瞭になりづらくなる場合には、発声練習だけでなく普段の会話から、特に母音を意識してはっきりと発声するようにしましょう。
発音だけでなく、早口そのものや滑舌の改善にも繋がります。
また元々早口ではない人も、発音の明瞭さは声優としてとても大事なので、普段から発音を意識して発声するようにしましょう。
そして、専門学校などで同じ練習量をこなしていると他の人と差が付きにくいため、自主練習だけでなく普段の会話から意識することで、差が付けられるファクターにもなるのです。
ただし、本気でプロの声優としてデビューしたいなら、専門の学校などで「プロの声優として求められるスキル」を学ぶのが一番です。
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練習を続けるコツ
声優は発声練習をほぼ毎日続けていかないと、なかなか実力が身に付いていかず、才能だけで活躍することも難しいです。
しかしながら、間違った発声法もそうですが、喉を酷使してしまうと大変なことになります。
そのため、練習を続けるコツとしては、喉のケアを入念に行うことになります。
風邪を引かないようにするのはもちろんですが、うがいをきちんと毎日行ったり、乾燥を徹底的に避けることが肝要です。
加湿器の設置や水の摂取、マスクの装着などを実践して喉の乾燥を避けましょう。
それらが結果的に喉の負担を軽減させてくれるので、発声練習を毎日続けられるコツとなります。
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授業ではプロの声優から直接アドバイスをもらえるので、自分に必要なスキルも分かりやすく、練習すべきこともはっきりします。
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練習に役立つアプリを活用しよう
自宅でも活用できる、声優の練習に役立つアプリがいくつかあります。
例えば、発音や滑舌の発声練習や音域の測定、ボイストレーニングやアフレコなどが実践できるアプリがあります。
適宜アプリを活用していけば、声優のスキルアップに繋がってくる可能性があるので、是非とも検討してみてください。
ただ、独学での練習には限界があるのでアミューズメントメディア総合学院の声優学科で学ぶのをおすすめします。
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あらゆる物語に触れる
声優には発声についての能力だけでなく、読解力や表現力、想像力が必要なため、あらゆる物語に触れたほうが、そういった能力が育まれる可能性があります。
アニメはもちろんですが、小説や漫画、映画や舞台など、物語は古今東西に溢れているため、なるべく見聞きするようにしましょう。
そして内容や登場人物の心情を深く理解しようと心掛けることで、台本を読み解く力が磨かれ、演技の質そのものの向上が見込めます。
発声練習と並行して実行するのは難しいかもしれませんが、感受性にも関わってくるので、是非ともあらゆる物語の世界に飛び込んでみましょう。
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練習する場所
自宅で練習するのが1番ですが、家族がいて集中できない、大きな声を出してしまうと近所に迷惑が掛かるなどの理由で、自宅を避けたい方はいるのではないでしょうか。
そういう方には、カラオケボックスやレンタルスタジオ、河川敷や大きな公園などがオススメです。
カラオケボックスやレンタルスタジオは多少お金がかかってしまいますが、どれだけ声を出しても問題ありません。
河川敷や大きな公園でも、夜でなければ大丈夫ですが、練習をするにはやや気恥ずかしさがあるかもしれません。
しかし、そういう状況でも声優の練習ができれば、オーディションを緊張せずに受けられるのではないでしょうか。
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まとめ
声優になるための練習には、ご紹介した方法だけでなく、他にもいくつかあります。
声優として活躍できるのは、ほんの一握りなので、狭き門を通るためにも、基礎練習は欠かさず行う必要があります。
基礎練習の積み重ねの果てに、声優として活躍するための階段を歩けるので、声優になりたい方は、ぜひ参考にしていただきたいです。
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