ラジオパーソナリティの収入・年収を解説！声優志望者も必見の給料

ラジオパーソナリティは、声の仕事の中でも花形の職業。
しかし、あまり身近な仕事ではないため「ちゃんと収入が得られるの？」と心配な人も多いでしょう。

今回はラジオパーソナリティの収入を、3つの働き方ごとに紹介します。

また、ラジオの仕事は声優にとってもメジャーになりつつあるため、声優がラジオパーソナリティを務める場合の収入についても解説します。

ラジオパーソナリティの収入はさまざま

ラジオパーソナリティ（ラジオDJ）の収入は、人によってさまざまです。
年収30万〜1,000万以上と、大きな差があります。

ラジオパーソナリティの収入の個人差が多いのは、キャリアや働き方によってギャラも変わるからです。

所属先別に給料を解説

では、ラジオパーソナリティ（ラジオDJ）の3つの所属先別に給料を解説します。
一番収入の良い働き方を確認してみましょう。

放送局やラジオ局のラジオパーソナリティ

放送局やラジオ局の社員のラジオパーソナリティは、年収300万円〜800万円です。
3つの所属先の中では、一番安定した収入が得られます。

新人でキャリアが浅いうちは、どうしても給料が低くなる傾向にあります。
ただ、初任給は18万〜25万円と、一般的な会社員と同じくらいの給料がもらえるでしょう。

タレント事務所のラジオパーソナリティ

タレント事務所では、ラジオパーソナリティとしての収入のみの場合、年収は30万円〜500万円ほど。
ギャラは、「番組1本につきいくら」と決められています。

ラジオパーソナリティ以外のタレント活動をしていれば、さらに収入が上がるでしょう。

フリーランスのラジオパーソナリティ

フリーランスは、最も実力が収入に反映されやすい働き方です。

個人で仕事が取れるほど実力があり、有名なラジオパーソナリティなら年収1,000万円以上稼ぐこともできます。

ただし仕事が取れなければ、放送局やタレント事務所に所属する場合よりも収入が低くなる可能性もあります。

ラジオパーソナリティの収入アップの方法

ここからは、ラジオパーソナリティとして収入アップを目指す方法を紹介しましょう。

大手ラジオ局の仕事を狙う

大手ラジオ局なら、仕事のギャラも増えます。
特に、毎週または毎日同じ時間に放送される「帯番組」のレギュラーが決まれば、かなり収入が増えるでしょう。

大手ラジオ局の番組を担当できるのは、次のような実力のあるパーソナリティです。

• 局の社員として所属しているラジオパーソナリティ
• 認知度があるラジオパーソナリティ

ファンを増やす

収入を上げるためには、さまざまなラジオ番組に起用される、つまり「数字が取れるラジオパーソナリティ」と思われることが大切です。

ラジオパーソナリティ自身にファンがいれば、番組を聞いてくれる人も増えます。
トークスキルを磨く、SNSを活用するなど、ファンを獲得できるよう努力しましょう。

声優がラジオパーソナリティを務めるケースも

専業のラジオパーソナリティだけではなく、アーティストやお笑い芸人、タレントなどがラジオパーソナリティを務めるケースも多いです。

中でも、声優がラジオパーソナリティを務める番組が特に人気を集めています。

声優がラジオ番組に出演する場合のギャラ

声優が単発のラジオ番組に出演する場合、ギャラは1本5,000円〜10,000円ほどと決して高くありません。

レギュラー番組を担当できれば、上で紹介したタレント事務所のラジオパーソナリティの収入と同じくらいと考えて良いでしょう。

声優がラジオ番組に出演するメリット

声優のラジオパーソナリティのギャラはあまり多くありません。
しかし、声優がラジオ番組に出演することで、ファンを獲得できるという大きなメリットがあります。

すでに売れている先輩声優が後輩を自身のラジオ番組に呼ぶケースや、アニメの出演者が作品のラジオのパーソナリティを務めるケースなど、ラジオ出演がきっかけで有名になる声優も多いです。

また、仕事の幅が広がるというメリットもあります。
声優はいろいろな仕事にチャレンジするほどスキルアップにつながり、収入源も複数確保できます。

ラジオ出演自体が新しい仕事へのチャレンジになり、さらにラジオがきっかけで他の仕事を受ける可能性もあるでしょう。

まとめ

ラジオパーソナリティの収入は、キャリアや働き方によって大きく変わります。
収入を上げるためには、大手ラジオ局の仕事を狙う、ファンを増やすなどの方法があります。

声優がラジオパーソナリティを務める場合、収入はそこまで高くありませんが、ファンを獲得できるという大きなメリットも。

声優を目指す人は、ラジオパーソナリティの仕事も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

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