中学生から声優になるには？オーディションややるべきことを紹介！

子役から声優デビュー

事務所や児童劇団に所属し、子役として活動してから声優デビューする方法です。
芸能界で演技経験ができるのは、大きな強みになるでしょう。

ただし子役から声優になるには、幼いうちから子役として経験を積むケースが多いようです。

一般公募オーディションから声優デビュー

声優のオーディションは、専門学校や養成所に通った人が受けることが多いですが、中には未経験の人に向けて開催される一般公募オーディションも。

一般公募オーディションには、アニメ作品の役を決めるオーディションや、声優事務所の新人発掘オーディションがあります。

声優オーディションについては、「声優オーディションは3種類」の項目で解説します。

声優養成所に通って声優デビュー

中学生から声優になるには、まずは声優養成所に通うのが現実的です。
声優養成所で技術をしっかり身に付けて、声優デビューを目指しましょう。

ただし声優養成所には年齢制限があり、中学生でも通える養成所は限られています。
中学生でも通える声優養成所については、記事の後半で紹介します。

きちんと学校の勉強をする

中学生のうちは、学校の勉強をすることが大切です。

活躍している人気声優は、努力家やストイックな方が多いですよね。
まずは勉強を頑張って、日々努力することに慣れておくと良いでしょう。

特に国語の勉強は、将来声優になった時とても役に立ちます。
「漢字の読み方」や「登場人物の気持ちを読み取る力」などは、声優の仕事には欠かせません。

色々な作品に触れる

アニメや漫画、ゲーム、映画、本など、中学生のうちから色々な作品に触れましょう。
「役者はどんな演技をしているのか」「登場人物はどんな気持ちなのか」を考えながら作品を見ると良いですよ。

中でも、読書がおすすめです。
声優は台本を読む機会が多いので、中学生のうちから本をたくさん読んで、活字に慣れると良いでしょう。

体力づくり

お腹から声を出すためには、体力が欠かせません。
また、1日中収録をしたり、収録後に台本読みやボイストレーニングを行なったり、声優の仕事は意外と体力勝負です。

そのため、体力づくりは中学生から始めるのが良いでしょう。
運動が苦手でも、ウォーキングや室内でできるストレッチをコツコツ続けていくことで、体力がつきます。

声優の仕事につながる習い事や部活を始める

プロの声優は、演技力の他にもさまざまなスキルが求められます。
何か特技があると、声優オーディションの時にアピールポイントになったり、声優の仕事につながる可能性があります。

ダンスや歌、楽器、スポーツなど、興味のあることから始めてみてはいかがでしょうか。

プロの声優さんの意見を聞いてみる

YouTubeやSNSで意見を発信している声優さんはたくさんいます。
インターネットを利用して、プロの声優さんの意見を聞いてみましょう。

また、直接声優に質問できる機会もあります。
声優専門の学校アミューズメントメディア総合学院では、豪華ゲストをお呼びしてオープンキャンパスを開催中！

無料でプロの声優から演技のアドバイスがもらえたり、質問できたり、見逃せないイベントです。

次回オープンキャンパスの内容は、こちらのページでチェックしてくださいね。

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声優オーディションに応募してみる

演技経験がなくても、思い切って声優オーディションに応募してみるのも1つの方法です。
声優オーディションに応募することで、「応募書類ではどんなことを書くのか」「面接で聞かれることは何か」が分かるからです。

未経験で声優オーディションに合格するのは難しいですが、まずはオーディションとはどんなものかを経験するだけでも、応募する意味はあります。

色々なことに興味を持つ

「幅広い演技力のある声優になりたい」と考えている人は、色々なことを学び、経験することで演技力の幅が広がります。

すぐにできるのは、ニュースや新聞を見ること。
世の中で起きていることを理解すると、演技にも説得力が増すでしょう。
ニュースや新聞は、漢字や言葉を覚えるのにも役立ちます。

また、歴史もののゲームや、外国が舞台のアニメなど、さまざまなテーマの作品が作られています。

どんな作品でも背景をしっかり理解して演技するために、幅広い知識を身に付けましょう。

養成所のオーディション

声優の養成所に入るためのオーディションです。
養成所に入ると、声の出し方や演技力のレッスンが受けられるので、これから声優になる勉強をしたいという人におすすめです。

養成所によっては、中学生向けのコースがあるところも。
中学生でも受けられるオススメの養成所オーディションについては、後でくわしく解説します。

事務所のオーディション

養成所のオーディションは、これから声優になる勉強をしたい人向けでしたが、事務所のオーディションはこれから声優の仕事がしたい人向けです。

中学生でも受けられるものもありますが、養成所や専門学校で勉強してきた人が受けることが多いので、今まで声優の勉強をしたことがない人には難しいかもしれません。

仕事のオーディション

アニメやゲームに出てくるキャラクターの声優は、オーディションで決まることもあります。

演じる役にもよりますが、年齢や経験を問わない募集もあるので、初心者でも受けることができます。

ただ仕事のオーディションは声優の勉強をしてきた人だけでなく、プロの声優として活躍している人も受けるので、とてもレベルが高いです。

プロダクション・エース演技研究所

プロダクション・エース演技研究所では、14歳から入所オーディションが受けられます。
入所オーディションは、1次審査が書類選考、2次審査が実技・面接です。

レッスンは週2回で、レッスンを積んだ後さらにオーディションに合格すると、プロダクション・エースに所属することができます。

附属・提携事務所

プロダクション・エース

所在地

東京都渋谷区恵比寿

年齢制限

14歳以上35歳程度まで

主な出身者

板取 政明　「宇宙戦艦ヤマト2199」（根本幹雄）など
坂上 晶　「ダイヤのA」（竹本篤）など
本多 真梨子　「咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A」（浅見花子）など
喜多丘 千陽　「R-15」（芥川丈途）など

公式サイト：プロダクション・エース演技研究所

日本ナレーション演技研究所

「日ナレ」の愛称で有名な日本ナレーション演技研究所の入所オーディションを受けられるのは、中学3年生からです。
筆記・実技（セリフ）・面接に合格すると、入所することができます。

レッスンは週1回。
こちらも入所後オーディションに合格すると、グループプロダクションに所属となります。

附属・提携事務所

アーツビジョン
アイムエンタープライズ
アライズプロジェクト
クレイジーボックス
澪クリエーション
ヴィムス

所在地

代々木校、池袋校、立川校、大宮校、千葉校、仙台校、大阪校など全国各地

年齢制限

中学3年生〜40歳

主な出身者

植田 佳奈　「Fate/stay night」（遠坂凛）など
梶 裕貴　「進撃の巨人」（エレン・イェーガー）など
斎藤 千和　「魔法少女まどか☆マギカ」（暁美ほむら）など
藤田 咲　「VOCALOID2」（初音ミク）など

公式サイト：日本ナレーション演技研究所

オーディションのない中学生向けの声優養成所に通う

実は、オーディション（実技審査）のない声優養成所もあります。
中学生向けの声優養成所もレアですが、さらにオーディションもないという条件をつけると、かなり限定されます。

オーディションのない中学生向けの声優養成所は、次の2つです。

お試しでオーディションを受けてみる

自分がどのくらいの実力か分からないという人は、アドバイスがもらえるお試しオーディションを受けてみては？

アミューズメントメディア総合学院で開催されている声優適性オーディションでは、プロの声優から演技についてアドバイスがもらえます。
中学生でも受けられて、しかも無料です！

「自分がどのくらいの実力か知りたい」「オーディションがどんなものか体験したい」という人に、ぜひオススメのイベントです。

＞＞声優適性オーディション | アミューズメントメディア総合学院 東京

きちんとプロから学ぼう

インターネットで声優になるための練習法を見ることができるため、独学で勉強を始めている人もいるかもしれませんね。

発声練習の手順を解説！声優を目指す方必見のボイストレーニング

中学生のうちからこうした練習法を実践するのは良いですが、完全に独学で声優になった人はほとんどいません。

必ず、声優専門学校や声優養成所でしっかりプロから基礎の技術を教わりましょう。

無理な発生はやめよう

中学生は、ちょうど声変わりが始まる時期です。
声変わりの時期は声が出にくく、無理に発声しようとすると声帯を傷つけてしまうかもしれません。

「声質が変わってきた」「声が出しにくくなった」と感じた時は、のどに負担をかけないよう、声を抑えて話したり、しゃべりすぎないよう注意することが大切です。

オーディション選びには注意

一般公募のオーディションの中には、作品のPRのために開催され、はじめから合格者を出さないものも残念ながらあります。

一般公募オーディションに参加する場合、保護者に相談して、主催団体が信用できるかを確認しましょう。

保護者や先生にも理解してもらおう

保護者や先生に「声優を目指したい」と言ったら、心配や反対された人もいるかもしれません。
そこで諦めるのではなく、本気で声優になりたいということを行動で示しましょう。

例えば、声優を目指す人に向けたイベントに積極的に参加したり、声優を目指せる専門学校や養成所について調べてまとめたり、保護者や先生に「しっかり考えているんだな」と思わせることが大切です。

声優になるのを焦らないこと

中学生で声優になる方法を解説してきましたが、「焦って今すぐに声優になる必要はない」ということを覚えておいてください。

それよりも中学生のうちは、「声優になるためにどうやって技術を身に付けるか」「いつまでに何をするべきか」時間をかけてゆっくり考えるのがオススメです。

中学生は年齢制限が厳しく、限られた声優養成所や声優事務所にしか所属できません。
高校卒業後であれば、ほとんどの声優養成所や声優事務所の年齢制限はクリアできるでしょう。

さらに声優養成所や声優事務所の選択肢を広げるために、声優専門学校に通うのがオススメです。

声優専門学校なら、あらゆる声優養成所、声優事務所に所属するための対策を行なっています。