今年の3月に卒業した学生は、ゲーム3学科とアニメーション学科で、ほぼ100％の就職率を実現しています。
声優タレント学科では、声優としてすぐに仕事ができるプロダクション直接所属率で64％を突破しています。これは業界No.1の画期的な数字です。
エンタメ業界で求められていることは、ただ1つ「実力」です。
プロの現場に近いカリキュラムから学ぶことのできる、充実した2年間になると思います。
皆さんが持っている「好き」という気持ちをエネルギーに換えて、今日から同じ夢を持つ仲間たちと切磋琢磨することで、必ず「実力」が身につき、就職できます。
皆さんの未来を応援します。

アミューズメントメディア総合学院は学内に「制作事業部」持っている、日本で唯一の学校です。
在学中から、ゲーム開発、音楽制作、アフレコ、出版事業などのプロの制作現場に入り、プロの指導の下で仕事をするチャンスが豊富にあります。
紙と鉛筆を持って先生の言っていること記憶しても、エンタメ業界では役に立ちません。
プロの現場でなければ、生きた教育はできないのです。
業界に出る前に、どれだけの経験値を身に着けるかが、将来の皆さんの活躍を決定付けます。
私たちスタッフも全力で皆さんをサポートします。

近年、アニメのマーケットがエンタメ産業の中でも、大きな存在になりつつあります。
アジア、北アメリカはもちろん、南アメリカなど様々な国で日本のエンタメ産業が展開されています。
また、私が50年間エンタメの世界を見て確信していることですが、誰もが人生で1回は成功します。
しかし、1回の成功に甘んじて、2回目の成功に挑戦しない人をたくさん見てきました。
2回成功しないと世の中には認められません。
皆さんは、一時の成功に満足しないで、自分を磨き続けて、グローバルな存在になってください。

第十回声優アワードで「歌唱賞」を受賞したi☆Risの芹澤優さんは、アミューズメントメディア総合学院の2013年卒業生です。
i☆Risは81プロデュースとエイベックスの共同企画で誕生したユニットで、今年の秋に念願の武道館コンサートを開催するに至りました。
ぜひ、皆さんも芹澤さんをはじめ声優業界で活躍する先輩たちに続いてください。
日本語を仕事の真ん中にすえる声優は、奥が深くかけがえの無い仕事です。
日本語という言語を大切にして、セリフをテクニックではなく、心で発することができる声優になってください。

学院のカリキュラムの「共同制作」で同じチームだったメンバーの御蔭でゲームディレクターとしてデビューし、また、別のチームメンバーには自分の会社に早くから合流してもらい、一緒に会社の企業文化を築いてきました。
良い仲間が得られる学生時代の制作活動。しかし、その時、一緒にやって良かったと思えたからこそ、プロとしての重要な場面で付き合えるのです。 未来につながる大切な時間を真摯に過ごしてください。皆さんがプロの現場に合流する日を楽しみにしています。

授業や課題で分からない事があっても、そこで立ち止まるのではなく、まずは作品を形にすることが大事です。
例え失敗しても、業界のエキスパートである先生が、的確なアドバイスをくれます。 失敗を恐れずに、まずは一度やりとげ、失敗したら修正する。
その繰り返しが、限られた時間の中でより良い作品を作るプロとしての対応力につながります。

声優の仕事は様々で、たった30分で1つの仕事が終わることもあります。 限られた時間の中で、次の仕事につなげることがプロとして大切です。 私は積極的に会話をすることにしています。会話をすることは関係をつくることです。
これからの学生生活、同級生、先生、たくさんの人と会話をして、卒業してからも続く関係を手に入れてください。