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「ディーふらぐ!」伊藤誠プロデューサー特別講義

去る2014年1月、AMGの活躍する卒業生、アニメーションプロデューサーの伊藤誠さんが久しぶりに母校に帰り、特別講義を行ってくださいました!

東京校本館を背景に制作された、描きおろしイラスト

東京校本館を背景に制作された、描きおろしイラスト

伊藤さんは、ゲームクリエイター科企画・シナリオコース(当時)の2期生。アニメとは全く関係のない学科で学ばれていました。

Q. 学生時代をどの様に過ごされて、今のお仕事に就かれたのですか?

伊藤誠プロデューサー

伊藤誠プロデューサー

伊藤:学生のときに何をやっていたかと言うと、2年生のときに60分位の実写のショートムービーを作ったんですが、その時に私が実際にやっていたのが、プロデューサー的な立場での物の調達とか、撮影スケジュールの調整とかです。今思えばそういったことが(今の仕事をする)きっかけだったかなと、思います。

当時は僕らも若かったので、塀に登って撮影をしたりして、後で教務の先生に呼び出されて、菓子折りを持って(その家に)あやまりに行ったり何ていうこともありました(笑)

卒業後は、ゲーム音楽などを制作していたレコード会社に宣伝として入りました。そして、次に入った会社でアニメのDVD制作などをしながら、段々プロデューサーとしてアニメの制作をやる様になって行きました。

Q. プロデューサーの仕事のおもしろさ、難しさをお聞かせください。

売れるアニメを作るのが一番難しいですね。正直何が売れるか、わかりません私も。クオリティが良くておもしろいものを作れば売れるというのは判る。宣伝をして多くの人に見てもらう機会を作って、クオリティもコントロールして世に出して行くというところまでが最低限必要なところ。でもそうやって、プロモーションを含めてきちんとしたものを世に送り出しても売れないのが今のアニメーション業界なんです。
ビジネスとして僕らが仕事をしている中でここが一番重要な事なんです。面白いものを作ることより、それを「売る」ということが難しいですね。

日々試行錯誤で仕事をしているわけですが、そんな中でプロデューサーの仕事で何がおもしろいかと言うと、制作の現場に行って色々なスタッフに会って話をする、そういうこともおもしろさのひとつですね。

そして、自分の好きな原作をアニメにするのが僕らの仕事なので、自分の好きな原作をアニメとして最後までみて行けるというのもプロデューサーとしての仕事のやりがいなのかな、と思います。

Q. ■ 伊藤さんの『ディーふらぐ!』にかける思いは?

伊藤:「これを人気作品にしたい」という一言に尽きます。プロデューサーとしてどういうことをしなければならないかというと、こうして学院とのタイアップをすることもプロモーションのひとつですし、そういうものも駆使してこの作品を売って行きたい。クオリティについても現場に行ってみています。いい作品にしたいという思いを持って『ディーふらぐ!』を作っています。

講義の様子

講義の様子

Q. 最後にアニメーション業界を目指す学生達にメッセージをお願いします。

仕事は真面目にやるものですが、それだけだと人間としてつまらなくなるので、学生の今は、いっぱい遊んでいっぱい色々な物を見て、自分を大きくして行ってください。

社会は色々面倒くさいことがあります。そういうものにめげずに、怒られても笑ってスルー出来る「スルースキル」を身に付けて、自分なりに努力して頑張ってください。

◆   ◆   ◆   ◆   ◆

講義では、プロデューサーの役割や作品との関わりを中心にお話いただきました。
また、質疑応答の時間も設けていただき、アニメーション業界を目指す学生達にとって有意義な時間となりました。

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