株式会社A-1 Pictures 内定者インタビュー

facebooktwitter

TVアニメ『宇宙兄弟』や、『マギ』『銀の匙』『ガリレイドンナ』など多数のアニメーション制作を手掛ける株式会社A-1 Pictures。
そんなアニメーション業界屈指の会社へアニメーターとして内定が決まったアニメーション学科アニメーターコース2年生の芥川友紀さん、下平涼太さん、都築遥さん。

なぜアニメーション業界を目指したのか?
学院で何を学んだのか?
インタビューに答えてもらいました!

Q1.アニメーション業界を目指すきっかけは?

芥川

中学生のときに観たアニメーション映画がきっかけです。それまでアニメーションは観ていましたが、ただ観ているだけ、楽しんでいるだけといった感じでした。絵を描くのも別に好きだという訳ではなかったんですが…ただ、その映画を観た時に初めて感じた感覚があって、「面白い。私もこんなアニメーションを作りたい」と思いました。

都築

私は小さい頃からアニメを観て楽しんでいました。
イラストを描くのも好きでしたので、アニメの絵を描きたいなと思ったのがきっかけでした。「アニメーション制作に関わりたい」と言うよりは「アニメのような動きのある絵が描きたい」という方が強かったように思います。イラストを描くのが好きで、上手くなりたいなと思っていましたが、自分の進路を考えた時に、アニメーションは会社への就職という事もあってアニメーション学科を選びました。

下平

僕は高3の時に、アニメーターの知り合いから勧められました。
小学生の頃からずっと絵を描くのが好きで、絵を描く仕事に就けたらなとぼんやり考えていました。アニメもあまり観なかったのですが、良くマンガの模写をしていました。
アニメーターという仕事があるよ、と教えてもらってから専門学校を調べて、目指してみようかなと思ったのがきっかけです。

Q2.AMGに決めた理由は?

芥川

私は他の学校の見学はしませんでした。大学生の時にアニメの勉強がしたい、大阪に出たいと考え専門学校を調べた時に、AMGの就職実績の良さに惹かれました。スタジオジブリへの就職率も高く、体験説明会へ参加した際に「共同制作カリキュラム」の説明を受けて、2年間で3本もアニメを制作する事が非常に魅力的だと感じ、進学を決めました。

都築

一度地元から別の学校を見学しに大阪に来たのですが、その時はあまりピンと来なかったんです。
その学校にするかどうか迷ってしまった時に、母校の先輩がAMGに入学し、大手制作会社に入社している事を思い出しました。
そこですぐにもう一度大阪へ行き、体験説明会に参加したところ雰囲気もよく、卒業生や在校生の方の作品やポートフォリオを見せていただけた事が印象的でした。
何より実績もあったので、「絵が上手くなりたいだけじゃなく、アニメの会社に入りたいならここだ!」と入学する事を決めました。

下平

僕は大阪の学校を探していると同時に一人暮らしを検討していたので、事務局の先生や提携しているマンションや寮を見学させて下さった方に本当にお世話になりました。
近くに住むことで授業の後も学院に残って作業をしたり、家にもすぐ帰れるし何より寮母さんのご飯もありますので、余った時間で課題や自習などに取り組めるのでありがたいです。あと学院の中の設備が綺麗だなと感じました。

Q3.クラスの雰囲気はどうですか。

都築

一人ひとり個性があるんですが、全体的に大人しいですね。

芥川

得意なことが違うし、経歴もまた様々なので刺激を受けることは多くあります。

都築

バンドの経験があったり、中華料理屋の人がいたり…個性が強すぎてびっくりしたのを覚えています。あと、年上の人が多いなという印象もありました。

下平

あと僕たちのクラスは女の子が少なかったのに少し驚きました。絵を描く学科なので女の子が多いのかなと思っていましたけど。

芥川

大学までは周りにアニメが好きだっていう友人がいなかったので、クラス全員がアニメが好きで話が出来るのはすごく新鮮でした。AMGのいいところだなと感じます。

都築

キャラクターデザインや監督、スタッフの事なども徐々にみんな知識が増えていくのでそういう話が出来るのがとても嬉しいです。

芥川

あと団結力があると思います。やると決めたら放課後遅くまで残ってでもきちんと仕上げる人が多いので、制作の意味ではとても真面目ですね。

下平

学校が終わって誰かの家に集まってごはんを食べたり、休みの日に映画館やスケッチに行ったりと普段の生活でも仲が良いです。

Q4.印象に残っている講義について教えてください。

キャラクターデザイン

芥川

一番面白いなと感じたのは、レイアウトの授業です。
普段何気なく観ているアニメや映画、ドラマのワンシーン・ワンカットに監督や演出の意図が盛り込まれているのだと知ったのが勉強になりました。

今まで観ていた全ての映像に対して、例えば主人公の立ち位置やカメラの位置などに意味があるのだと気付き、見方ががらりと変わったのが大きかったです。

都築

アニメーション制作の流れを教えてもらった授業です。本当に基礎の作り方から教えてもらいました。
絵を描くところのもっと前の、企画・プロデュースの立ち上げに際しての資金繰りの話を現役で演出をされている先生から教えて戴いたのが本当に為になりました。

下平

僕はヒナ型(人体の基礎)を学んだ講義です。普段描く絵はマンガの模写ばかりだったので基礎が出来ていなかったのですが、ヒナ型を何度も何度も描いたことで関節がどう曲がるのかなど自然な人体を描けるよう意識できるようになりました。

Q5.共同制作の思い出は?

芥川

一言で言うと大変でした。わからないことだらけの中でスタートする事がこれほど難しいとは思いませんでした。大勢でひとつのものを作るというアニメの根幹の部分の難しさを感じました。私は監督を務めていましたが、いかにクラスメイトが作業しやすい状況を作るかというところを意識していました。あと、監督には決定権があるので迷った事は言わない事と、周りに対して感謝する気持ちを心掛けて制作していました。

都築

企画会議や制作会議など最初の方はなかなか発言が出なかったりした事が印象深かったです。
でもそれは最初誰もがわからないから当然だったんですよね。それでも進んでいくうちに制作者として一人ひとりの知識が増えて、どんどん楽しくなっていったのがとても印象的でした。アニメを作ること、絵を統一すること…難しくて大変な事も多いですが、それがあるからこそアニメが出来る。これを経験出来たのはとても良かったです。

下平

僕は動画が好きなので、ただひたすら絵を描いていたので楽しかったです。とにかく枚数を多く描いたカットがあって、その部分はかなり滑らかに動くシーンになりました。
たくさんの根を使って動く木のモンスターが走ってくるシーンを描いたのですが、その動きが一番気に入っています。たくさんの絵を描いて、苦労して何枚も積み重なって1つの作品が出来る事を学びました。

芥川友紀さん、下平涼太さん、都築遥さんの共同制作作品

Q6.学院祭の思い出は?

芥川

1年の時は自分たちの作品の上映会スタッフとして動いていました。上映会は私たちの作品の他にも歴代の先輩方の作品も同時に上映していたので、冬の制作の時は私もこうしたい、こんな風に描けたらなというわくわくした気持ちで観ていた覚えがあります。

都築

上映会で初めて学院外の方々に観ていただけるということで緊張しました。でも、アンケートを渡してもらう時に「良かったよ!」と直接声を掛けて戴いた事が良かったです。
あと、キャラクターデザインを努めていたので「キャラを描いてください」とお願いされる事が嬉しかったです。1年生ではスタッフとしての仕事で精一杯でしたが、2年生の学院祭では他学科も楽しめました。

下平

関わった作品を、観ている人はどう感じたんだろうという所が本当に気になりました。
アンケートはすごく褒めて戴けたので良かったです。今年はゲーム学科のゲームを体験した事と、声優タレント学科の方でアフレコをしたのが楽しかったです。

1年次冬の作品

Q7.就職指導や就職活動で印象に残っていることは?

芥川

今年は卒業した先輩方が多く学院に遊びに来て下さったので、会社の事や業界の話などとても多くお話して戴きました。
やはり就職に関しては不安ばかりでしたので、既に業界に入っている先輩方が来て下さるのはとても心強かったです。卒業した先輩方が顔を出して下さるのも学院の魅力だと思いました。

都築

就職指導の面では、面接練習を何度もして戴きました。私は文章を書くのがとても苦手なので、どう書けばいいかと言う事も何度も先生に助けて戴きました。
ポートフォリオも歴代の先輩方のが残っていて参考に見る事が出来るので、就職する上で必要なものが揃っているので、恵まれた環境の中で無事第一志望の会社に内定を戴けて良かったと感じています。

下平

就職活動においては多くの方にお世話になりました。面接というものをきちんとした事がなかったので、模擬面接は勉強になりました。
本番はやはり緊張してしまう事もあったのですが、やっていて良かったなと感じています。
あと、何度か東京に行く中で知り合った同じ就職活動生の人と仲良くなったのも良い思い出です。

Q8.内定をもらった時の気持ちをお聞かせ下さい。

芥川

最終面接を終えてすぐお電話で内定を戴きました。都築さんと一緒に東京観光をしていた時だったのでびっくりしました。私のすぐ後に都築さんも電話をもらいました。

都築

芥川さんのすぐ後に電話が来ましたね。大本命の会社だったので、2人で大喜びしたのを覚えています。私が内定連絡を受けている隣で、もう芥川さんは先生に連絡をしていましたね。

下平

僕は先に大阪に帰っていたので、新幹線の中でご連絡を戴きました。
少しうとうとしてしまっていたので一度目は取れなかったのですが…改めてご連絡を戴いて、2人にもすぐ連絡をしました。嬉しかったです。

Q9.これから業界を目指す皆さんへのメッセージをどうぞ!

芥川

就職する事がゴールではなく、入社して仕事を始めてからが厳しい業界なので入ってからも続けていけるよう何事にも「こうなりたい」と目標を決めて、それに向かって努力していく事が大事だと思います。

都築

もし学院に入るなら、入学の時から意識を高く持っておく事が大事だなと思います。
その方が後々苦労という苦労を割と感じなくて済みました。あとクリエイターですので、人を楽しませる、人のためになる仕事だと思っています。
だから伝えたい事を絵に表す事を意識しています。決して自己満足にならず、魅せる絵・見られる絵というのを意識して練習していけば良いと思いますので、頑張って下さい。

下平

「好きだから続けられる」という事を僕は日々実感しています。ですので、「好き」という気持ちを大事にしてほしいと思います。
自分が何が好きかを理解して、その気持ちをずっと持って取り組んでもらえればと思います。

GpHands内定インタビューA-1 Pictures内定インタビュープロダクション・アイジー内定インタビュージェー・シー・スタッフ内定インタビュー
2009-2012就職実績
一覧に戻る