著者・橋本愛理さんコメント
著者と原作者が別という新しい試みで始まった今回の企画ですが、自分が思っていたよりもスムーズに進むことができました。原作者の方と監修の先生が自由に書かせてくださったおかげで、児童書という概念に多少は縛られつつも、自分らしい作品に仕上がったのではないかと思います。
編集者の方との打ち合わせやゲラの校正など、初めてのことばかりで、最初は周囲の方に迷惑をかけっぱなしでしたが、とてもいい経験となりました。話を受けたのが卒業目前だったこともあって、卒業制作に作品を載せることができなかったのが唯一の心残りですが、それでもこの経験を活かし、もっと面白い作品を世に出すことができれば幸いです。

イラスト・あげ子さんコメント
学内でのコンペを経て児童書の挿絵の依頼がきて、二つ返事で喜んで引き受けました。 本ができて発売されるまでの過程など知らなかったたくさんの事をいっきに教わりました。本当にやり切って良かったと思います。
今回のことで、改めて課題の大切さを実感しました。私の課題で描いた絵がきっかけなので、もしちゃんと期限内に課題を提出していなかったら、この仕事に関わることはなかったと思うとゾッとします。皆さん提出期限は守りましょう。
この仕事を引き受けて、気になったことはちゃんと聞いておくという当たり前のことを再認識しました。たくさんの事に気づけたという点においても、大変貴重な経験をさせて頂きました。