12年10月から放送が始まったTVアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』『ロボティクス・ノーツ』や、公開中の劇場アニメ『009 RE：CYBORG』のほか『ももへの手紙』『図書館戦争 革命のつばさ』『BLOOD-C The Last Dark』など多くのアニメーション制作を手掛ける株式会社プロダクション・アイジーに制作進行として内定が決まったアニメーション学科アニメ監督・演出コース2年生の長谷川耕也君。
就職活動中のことはもちろんのこと、最初に学院に興味を持った時のことや学院生活のことなどを伺いました。
Q1．アニメーション業界を目指すきっかけは？
大前提に、幼い頃からアニメーションが大好きというのがありました。
経営の勉強がしたくて大学に進学しましたが、いざ卒業に向けて就職活動をするにあたり、自分は何がしたいかと将来を真剣に考えた時、大好きなアニメーションの仕事に就きたいと強く思いました。
Q2．AMGに決めた理由は？
体験説明会に参加したときの先生方や先輩の雰囲気がとても良く感じました。
また、２年間のカリキュラムの中で、授業以外に制作するアニメーションの数が多いことに驚きました。
進学にあたり自分なりに学校をいろいろと調べたり、足を運んだりしている中で、アニメーションの制作については何も知らない僕でも基礎からの勉強と制作が出来ると感じました。
先輩方の作品から窺い知れる実績や、大手と呼ばれる企業への就職率なども魅力的に感じ、大きな決め手の１つとなりました。
Q3．クラスの雰囲気はどうですか。
打ち合わせの様子
目指しているところ、見据えている目標がみんな一緒なので、そういった部分での話がすごく合いますし、何より真剣に話し合えました。
全員が向上心を持って切磋琢磨していけるクラスで、僕自身もその空気に引っ張られてきました。このクラスが本当に大好きです。
Q4．印象に残っている講義について教えてください。
講義はアニメ制作に関わる上で全て大切で、新鮮で楽しかったです。
実際に現場で働いておられる講師の方々に直接ご指導戴けたことは本当に自分のためになりましたし、講師の先生方を通じて現場の空気を感じることもあり、そこから学ぶことも多くありました。
現場で使っている香盤表と同じものを使用して進行していく授業もあり、今まで知らなかったことを吸収する機会がたくさんありました。 もちろん講師の先生方は優しいだけでなく厳しい一面もありましたが、その分自分自身が成長出来たと思っています。
Q5．共同制作の思い出は？
最初は本当に何も解らない、全てが初めてづくしで始まった制作でした。自分自身がどう立ち回っていいのかもわからず、ただ３ヶ月夢中になって作り上げました。
必死に取り組んで、周りと協力していくうちにだんだんと自分たちのアニメが形作られていき、ついに完成し上映したときには本当に感動しました。
また僕は、アニメーション学科の「アニメ監督・演出コース」に在学しているのですが、制作進行としてどう全員と関わっていけばいいのかと苦労した面もあります。
クラスをまとめることや、アニメーターコースの学生とどうコミュニケーションを取っていくかで悩んだ時期もありました。自分は絵が描けないので、どうすれば伝わるかな、など…。１本目の制作では演出、２本目では制作進行を担当しましたが、この２本を通じて自分の中で責任感やコミュニケーション能力など、人間として大事な部分に加えアニメーション制作において必要なことが向上したと感じます。
1年前期の共同制作作品『エディ』
1年後期の共同制作作品『誓約のリアン』
Q6．学院祭の思い出は？
共同制作の上映にあたり、観て下さる方の意見がとても気になりました。
準備段階で自分たちもアニメキャラの模写をしたのですが、学んだことを生かせて成長出来ているなと感じました。
Q7．就職指導や就職活動で印象に残っていることは
用意する書類の文面のチェックや、面接前の模擬面接などを一人一人細かく指導して頂きました。
書類はただ書くだけでなく、文字の綺麗さや文面なども丁寧にするよう気をつけました。
特に緊張しやすい性格なので模擬面接は何度も重ね、その中で自己分析に苦労しながらも新しい自分を発見するつもりで取り組みました。
そのおかげで実際に企業へ赴いて面接を受ける際は、自分の力を出し切れました。
Q8．内定をもらった時の気持ちをお聞かせ下さい。
正直に言うと、面接のときにアピールが足りなかったかな、と不安だったんです。
特にそのときは就職活動が振るわなかった時期で、先生の就職指導の中で「何も考えずに自分自身を出して当たっていこう」という方向に切り替え、その通りに実践していました。
内定のお知らせを頂いた時は嬉しいより先に驚きの気持ちでいっぱいでしたが、両親も喜んでくれ、とにかく嬉しかったです。
Q9．これから業界を目指す皆さんへのメッセージをどうぞ！
この業界、この仕事は「好き」じゃないと続かないと思います。
これから目指そうかな、目指したいなと思っている方も、好きだからこの道を選んだと思うので、その気持ちをずっとこれからも持ち続けることが一番大事だと思います。
長谷川君インタビューありがとうございました。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
共同制作や学院祭など、AMGの豊富なカリキュラムについて詳しい情報が載ったパンフレットを無料にてお配りしていますので、お気軽にお申し込みください。
（株）TYOアニメーションズ （有）Wish シーステイション（株） （有）ピー・アール・エー （株）トリガー
（株）A-1 pictures（株）オー・エル・エム （株）マッドハウス （株）スタジオディーン
（株）プロダクション・アイジー （株）ジェー・シー・スタッフ （株）デイヴィッドプロダクション （株）ボンズ
（株）アステリズム （株）アニメーションスタジオ・アートランド （株）エイトビット （株）ブレインズベース
フッズエンタテインメント（株） （株）ぴえろ （株）タツノコプロ （株）シルバーリンク
ほか多数
アニメーション学科トップページへ
