声優オーディション向け!ボイスサンプルのセリフ練習方法

ボイスサンプルのセリフ練習方法

  • この記事は、アミューズメントメディア総合学院の声優学科が執筆しています。
声優にとって必要とされるボイスサンプル。
ボイスサンプルの印象の良し悪しで、声優としての実力がすぐに判断されることも良くあります。
ですが、そもそもボイスサンプルにはどういう音源やセリフを入れ、どういう練習をすることで良い印象を抱いてもらえるのでしょうか。
ここでは、ボイスサンプルの詳細を踏まえつつ、音源の収録に向けた声優のセリフの練習方法をメインに据えてご紹介します。
  • この記事は、アミューズメントメディア総合学院の声優学科が執筆しています。

アミューズメントメディア学園 声優学科

ボイスサンプルとは

ボイスサンプルとは、自分の声を収録したもので、声優にとっては欠かせない代物になります。
自分の声を収録する以上、ボイスサンプルは声優としての力を測られる代物なので、少しでも印象を良くするためにするのが基本です。
しかしながら、なぜボイスサンプルがそこまで重要なのでしょうか。

声優オーディションの第一関門

ボイスサンプルは、声優のオーディションにて天秤にかけられる要素だからこそ、気を抜いて声を収録する人がいないのです。
声優のオーディションは基本的に少人数ではなく、非常に多くの方が受けるため、さすがに審査員は、1人1人の声を生で聞くわけにはいきません。
そのため、書類とボイスサンプルを判断材料にして、第一関門の篩にかけられるのです。
そして、二次審査にテープオーディション、三次審査にスタジオオーディションと段階的に審査が行われるのですが、そもそもとして、ここまで上がれる声優自体が少ないです。

こういった事情から、厳しい競争を勝ち抜くために、何よりもボイスサンプルに収録する音源を審査員の耳に届かせるために、セリフを練習する必要があります。

ちなみに、声優事務所(プロダクション)のオーディションにも、ボイスサンプルが必要なケースがあります。

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ボイスサンプルに入れる音源

自己紹介

ボイスサンプルに収録する音源の1つが、自己紹介です。
2、3秒ほどで自己紹介は終わりますが、最初が肝心という言葉がある通り、いきなりつまずいてしまったら、最後まできちんと聞いてもらえない可能性が残念ながらあります。
名前を覚えてもらうという意味でも、自己紹介はきちんと行いましょう。

なお、自己紹介を除き収録内容に指定がない場合は、基本的に自分の裁量で内容を決めることになります。
一般的にはナレーション音源とキャラクターのセリフ音源、場合によってはフリートークを収録しています。

また、ボイスサンプルの収録時間は、2〜3分が良いと言われています。
短すぎると判断材料としては物足りませんし、長すぎると最後まで聞いてもらえない可能性があるからです。

ナレーション音源

ナレーション音源
ナレーション音源のサンプルは、2つほど収録するのが一般的です。
できれば、差別化のために口調や雰囲気が違うナレーションを行うようにしましょう。
例えば、落ち着いた声をアピールしたいなら、ニュース原稿を読む口調で。
商品を紹介する場合には、興味を持ってもらえるようにハキハキとした口調で。
街を紹介する場合には、行ってみたいなと思わせるような味わいのある口調で、といったふうに変化をつけて収録してみましょう。

キャラクターセリフ音源

キャラクターのセリフ音源も差別化が必要のため、できればセリフのサンプルを3つほど収録するのが良いでしょう。

少年・少女のセリフ

1つ目は、少年もしくは少女(小学生・中学生・高校生)が言いそうなセリフです。
アニメの登場人物にはその年代が多いため、声優が声を当てる機会が必然的に多くなります。
そのため、その頃の感情を思い出しながら、思いっ切り表現してみましょう。
ちなみに、具体的なシチュエーションを設定した方が、感情を表現しやすいだけでなく、その時に言いそうなセリフもイメージしやすいです。

大人のセリフ

2つ目は、大人が言いそうなセリフです。
自分の周りにいる大人を参考に、具体的なシチュエーションを設定しつつ、そこに向けられる感情が少年(少女)と違うということを意識しましょう。
経験や精神年齢などが要因で、大人と少年少女では、やはりシチュエーションや出来事に対して抱く感情は変わってきます。
そのためのコツとして、一歩引いた落ち着いた目線というのが、参考になるかもしれません。

変わったセリフ

3つ目は、おじいちゃんやおばあちゃん、ニューハーフや喋る動物、悟りすぎて達観した人など、そういったキャラクターの変わったセリフも収録してみましょう。
インパクトを残すという意味もありますが、声優としての役の多様性を示すチャンスにもなります。
そういったセリフに感情を込めるのは難しいかもしれませんが、想像力や表現力を磨くことにも繋がってくるので、ぜひチャレンジしてみて下さい。

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ボイスサンプルにするセリフの練習方法

同じセリフに異なった感情を乗せる練習

効果的なセリフの練習方法の1つに、感情を変えながら同じセリフを繰り返し発声することが挙げられます。
常日頃から生活していれば誰でも思い当たる節があると思いますが、同じセリフでも、そこに込める感情次第で、自分や相手の受け取り方は変わってきます。
そのため、同じセリフを3つの異なった感情で練習するようにしましょう。
それを続けていくことで、声優としての想像力と表現力が磨かれ、ボイスサンプルのクオリティも高められる可能性があります。

同じセリフを異なった状況で演じる練習

上記をさらに発展させた練習方法として、同じセリフを異なった状況で演じる、というのがあります。
状況が違えば、セリフに込められる感情は自然に変化しますし、状況が具体的であればあるほど、セリフにリアルさが加わります。
想像力が問われる練習方法ですが、声優としてのレベルアップにも繋がってくるので、ぜひ実践していただきたいです。

異なる性格のキャラクターを演じる練習

性格が異なるキャラクターを演じることも、セリフを磨く効果的な練習方法の1つになります。
例えば、冷静な人物からムードメーカー、皮肉屋や真面目な人物など、性格の異なるキャラクターをなるべく演じるようにしましょう。
この練習方法も、声優としての表現力と想像力を磨くことに繋がり、結果としてセリフが洗練される可能性が上がります。

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セリフの練習時のポイント

必ず録音する

必ず録音する セリフを練習する際には、必ず録音するようにしましょう。
振り返らないと、印象の良し悪しを自分で判断できませんし、改善点を見つけることもままならないです。
ですので、自分の想像通りの演技ができているのかを確認するためにも、録音は必ずしましょう。

最初は大げさに演じる

演技の経験が浅い人は、恥ずかしさを払拭するために、最初は大げさにセリフを言ってみましょう。
そうすれば、自然に恥ずかしさが氷解するだけでなく、大げさかどうかの加減も分かるようになってきます。
声優を目指すうえで、演技する恥ずかしさを持っていてもプラスにはならないため、まずは大げさにセリフを言ってみましょう。

大きな声で演技をする

大きな声で演技することも、恥ずかしさを払拭する要素になりますし、声量を持続させるには腹式呼吸などが必要不可欠です。
また、大きな声で演技することは、自信を身に付けることにも繋がってくるので、なるべく大きな声でセリフを言うようにしましょう。

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まとめ

声優を目指すためには、ボイスサンプルを作成する必要があるので、オーディションに生き残り役を勝ち取るためにも、セリフを磨くことは必須です。
ボイスサンプルは、基本的に声優事務所に所属すれば作成することになりますが、場合によっては自分で作成しなければならないケースがあります。
審査員の印象に残ってもらうためにも、セリフの練習は継続的に行うようにしましょう。

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