1月28日、AMGスタジオで、アニメーション学科2年生・井上雅紀君の卒業制作のアフレコ収録がありました。

台本と、アニメ映像が流れるモニターを真剣に見ながら演技をしています。

本格的な機材を使いこなし指示を出す監督の井上君

今回は井上君の卒業制作アニメに、本校声優タレント学科1年生の3人が声優として出演。
クリエーターから声優まで、さまざまな分野の新たな才能を育成するアミューズメントメディア総合学院ならではのコラボレーションが実現しました。
アニメーション学科では、1年生の6月にはもう最初のアニメ制作を行います。制作方法を学ぶことはもちろんのこと、学びながら即実践へと役立てて行くことで、学んだ技術が自分のモノへとなっていきます。

1シーン終えてのミーティング

また、アニメーション学科では共同・個人を合わせて少なくとも授業内だけで3作品を自分で作ることができます。
もちろん、授業外で自由に制作をしている学生もたくさんいます。卒業制作はそんな2年間の集大成で、なおかつ学生として自由に作品を作れる最後のチャンスということもあって、監督の井上君も真剣そのもの。
その真剣さに触発されて、声優タレント学科の3名も一層真剣に演技に取り組みました。

――今日は実際に演技をしてみていかがでしたか？

声優タレント学科1年　三條由理奈さん
他学科の学生の卒業制作に出演することになって、最初は正直「え！？自分に勤まるかなぁ」って不安な気持ちでした。だけど監督の井上君のとても的確な指示のおかげでその緊張も和らいで来ましたね！

こうして他学科の人と関われる機会が持てて本当に良かったですし、普段の授業で学んだことを発揮できるとてもいい経験になりました。

声優タレント学科1年　高草木淳一君
僕は今回の制作を通して、自分が乗り越えなきゃならない壁は何なのかが少しずつわかってきたような気がします。
実際にアフレコをしてみて気付いたのですが、ただ演技をすればいいのではなくて、台本・映像・他の出演者･･･と、本当にいろんな所に目を配り、タイミングを合わせた演技をしなければならないなって感じました。
今日の経験を今後の自分の演技にも活かしていきたいです！

声優タレント学科1年　緑川小百合さん
私は他学科の学生の卒業制作に出られるって聞いて、楽しみでワクワクする気持ちも強かったですね！もちろん、緊張もしましたけど･･･。
普段、授業で学んだり練習したりしてきたことを実践して、こうして誰かの役に立てることが嬉しいです。アフレコは簡単ではなかったけど、他学科の人と協力して1つの作品を作るのはすごく楽しいし、うまく行った時はみんなで喜びを分かち合えますよ。

――監督をしてみてどうでしたか？

アニメーション学科2年　井上雅紀君
3人の協力もあってとても楽しく収録ができました。
まだ映像の完成が追いついていないシーンもあったのに、3人の演技力でカバーしてくれて(笑)

――3人からは井上君の指示がわかりやすいという声が聞かれましたが
そう言ってもらえて本当に嬉しいです。
かく言う僕も、実は1年生の時の共同制作でアフレコをした経験があるんですよ。だからこの卒業制作でも、その時の経験が本当に役立っています。