次々とライトノベル作家を世に送り出し、快進撃を続けるノベルス学科からまたしても嬉しいお知らせが飛び込んできました。総製作部数が1億冊を突破した電撃文庫。
その電撃文庫作品を生み出した源泉となるアスキー・メディアワークス主催の「第16回電撃大賞」にて、マスターコース生・榎木津無代くんが見事「銀賞」受賞を果たしました！！

緊張感ただよう授賞式の会場

その狭き門を見事突破した榎木津無代くん。
来春の文庫デビューへ向け、受賞作『ご主人さん＆メイドさま　～父さん母さん、ウチのメイドは頭が高いと怒ります～』のブラッシュアップを全力でおこなっています！！

受賞者全員での記念撮影

華やかな祝賀パーティーの模様

【榎木津無代くんのコメント】
初めまして、榎木津無代です。
今回、第16回電撃小説大賞という小説賞で銀賞を頂きました。正直、未だに現実感が湧きません。実は夢オチなんじゃないかと疑って頬肉をつねってみるという漫画的な行為を思わずリアルでやってしまいましたが、どうやら痛覚的に現実のようで安堵しました。ところで他人のほっぺって案外掴みにくいんですね。
初めて受賞のお電話をいただいたときは、ただ放心するばかりでした。そして時間とともにどんどん嬉しさが湧き上がり、深夜にひとりで奇声を上げてしまったのはココだけの話です。ごめんなさいお隣さん。あの声はエイリアンじゃなくて僕です。
小説を書き始めて三年、ここまで長い道のりでした。これほどまでにひとつのことに集中して取り組んだのは人生で初めての経験です。そしてもし学院に入学していなかったら、もっと時間がかかったか、もしくは賞を取ることができなかったかもしれません。
アミューズメントメディア総合学院ノベルス学科で得た経験は、僕を確実にレベルアップさせてくれました。技術的なことだけでなく、プロ作家として生きていくための心構えまで教えてくださった講師の方々の言葉は、僕の血肉として生きています。
その経験を生かし、これからも慢心せずに身を引き締め、少しでも面白い作品を発表していけたらと精進する所存です。では願わくば、次は拙著のあとがきでお会いできることを祈って。