2003年卒業生の鋼我さんが、Web小説投稿サイト「小説家になろう」から書籍化デビューすることが決まりました！
作品タイトルは「決戦世界のダンジョンマスター」。
ぶんか社BKブックスより、4月5日に刊行されます。
©鋼我／イシバシヨウスケ／BKブックス
■あらすじ
暗闇の中、石製の椅子で目を覚ました深山夏雄は、なぜ自分が今の状況におかれているのかすら覚えておらず、そばにあった２冊の『カタログ』から、かろうじて己が「ダンジョンマスター」であることを理解する。
購入したモンスターを届けてくれる配送センターの美女・イルマの協力のもとダンジョン運営を始めるも、敵の襲撃や運営コストと課題は山積み。さらに国すら壊滅させる「異界の侵略者」と称される軍団に目をつけられてしまい――。
圧倒的に不利な戦力差を抱えたまま、夏雄はダンジョンマスターとして決死の戦いに挑む！！
卒業後も書き続け、夢をかなえた鋼我さんのデビューコメントです。
鋼我さんコメント
皆様初めまして。私は二十年前の卒業生です。二十年もデビューできず、諦めもしなかったのかと驚かれるかもしれません。
私が作品を書き始めたのは二年前、今回書籍化される事になったコレが初です。書いてなかったのだからデビューできないのは当たり前の話ですね。
それ以前は何も書いていなかったのか、と言うとコレも違いまして。創作活動そのものはずっと続けており、それとは別にTRPGなどで遊びながらキャラや場面の動かし方を学んでいました。
そしてその間は普通に社会人として働いていました。仕事と社会に触れる事で、色々な学びがありました。同時にそこで得た鬱憤が、創作活動への燃料へと変換されもしました。
つまり二十年と言う月日は小説家になりたいと言う願望を諦めるには全く足りないどころか、より強めたと言えてしまえるのです。
なので、作家・クリエイターを目指す皆様。小説家になりたいのならば書きましょう。一日三千文字をノルマにすれば、一ヶ月で九万文字。もうちょっと書けばどこの賞にも送れる文量になるでしょう。
それでデビューできなくとも、作品一つ作り上げれば執筆力は確実に上がります。次に進んでください。皆様の頑張りを応援しております。それではまた。
ダンジョンに迫りくる問題をどのように解決していくのか？
ぜひ本作をお手に取って読んでみてください！
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