6月9日(火)、株式会社徳間書店の梶山氏をお招きし、ノベルス学科1、2年生特別授業として、編集部批評会(※)が開催されました。

今回は4月に入学した1年生にとっては初めての編集部批評会ということで、いつも講師の方々に作品を見てもらう時とはまた違う緊張感がありました。2年生にとっては卒業までの一年間という貴重な時間の中で編集部批評会の一回一回が大切になってきます。
今回は「一般文芸とSF要素を含むライトノベル」ということで、その規定に沿って学生達が制作した作品を見ていただきました。その中で「なぜこの展開にしたのか」「どういうことを伝えたいのか」など、一人ひとりに貴重なアドバイスをいただき、学生達は真剣に聞き入っていました。
最後に、1年生はプロの編集者の方にお会いするのも初めてということで業界の色々な質問もさせていただきました。

今回のアドバイスを元に1、2年生共に、早速手直しをはじめ、作品制作に取り組んでいます。併行して、休む間もなく次回の編集部批評会に向けても動き出しています。
今回の批評会での経験が彼らの作品に磨きをかけ、デビューを勝ち取ってくれることを期待するスタッフでした。

大変貴重な講義ありがとうございました！

※編集部批評会とは……
大手出版社などの編集者が来校し、直接アドバイスがもらえるという学院独自のサポートシステムです。出版業界事情や編集部が求める作品の傾向、投稿に関する注意事項、創作に関するポイントについても学べるほか、一人一人の作品を見て、個別に指導してもらえます。また、編集の方との人脈づくりの機会にもなります。このチャンスをいかしてデビューへの足がかりをつかむ学生も少なくありません。

いつもよりちょっと早めに全員集合の1年生…緊張してる？

一作品ずつ丁寧にアドバイスして頂きました。