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ノベルス学科2年生特別講義
堺三保先生による特別講義開催報告

5月25日(月)、作家・脚本家の堺三保先生がノベルス学科に来校。特別講義が開催されました。

特別講義の様子

堺先生が南カリフォルニア大学大学院映画学部で学ばれたハリウッドでのシナリオ制作のセオリーを元に、映画の構成や物語における見せ場の作り方など、小説執筆にも役立つ「物語の構造」について講義していただきました。

【三幕八場構成のストーリー】として、実際の映画作品を例にしてストーリーを解体し、物語全体がどういった構成になっているのか、見せ場はどこなのか、登場人物の葛藤はなにか、などを検証。
「物語」の構造は映画も小説も組み立ては同じであり、小説執筆におけるプロット作成においてもそれらのテクニックを応用することができるということで、参加した学生も熱心に耳を傾けていました。

質疑応答の部分でも、構成について「一番見せたい場面はストーリーのどこに配置したらよいのか」「物語の冒頭にクライマックスを配置する際の注意点は?」など高度なテクニックについての質問も飛び交い、意欲のあがる有意義な特別講義となりました。

[堺先生コメント]
皆さん真剣に講義を聴いてくれていたので、講義する側も大変気持ちよく話ができました。
小説を書く手順はその文体同様、個々人のものです。唯一の正解というモノは存在し得ないと思います。
しかしその一方で、読者に受け入れられやすい普遍的な文章や構成というモノは存在しているとも思いますし、モノを書く以上、時にはスランプに陥ってしまうことも避けがたいものです。
執筆中に煮詰まったときや、せっかく書きあげた作品がボツになったとき、基本に立ち返って一つずつ着実に原稿を書き進めることができる人こそが、プロとしてモノを書き続けられる人だと、私は考えます。
そのためにも学院で学んでいるあいだに、いろんな先生の授業からそれぞれの手法をできるだけ具体的な形で習得し、自分の「手数」としていって欲しいと思います。

堺三保先生

< 堺三保先生プロフィール >
作家・脚本家。執筆分野は小説、翻訳、シナリオ、解説など多岐に渡る。得意とするジャンルはSF、ミステリ等。
アニメーションの分野ではシナリオ以外にもSF設定や英語字幕監修も手がける。代表的な参加作品に「機動戦艦ナデシコ」「宇宙のステルヴィア」「地球へ……」など。
現在はUSCこと南カリフォルニア大学大学院映画学部のfilm productionコース留学中。 日米を行き来し、執筆活動と平行して世界で通用する映像演出家を目指す。

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