なぜCGなのか。
時間の短縮と精度をあげることができるからCGを使うのです。
2000年に発売したニトロプラスのPCゲーム処女作「ファントム」は様々なCG表現を駆使しました。
美少女表現に適した2D。
銃器の精密性や重さを出すための3D。
そして実写映画の質感を3Dと写真のハイブリッドで背景を作成。
それらを組み合わせてゲームのイベントCGを作りました。
当時、予算が無い中で、出来る限りの表現を極めるということを行なったのです。
CGクリエイターに求められるスキルは、限られた条件の中であらゆるビジュアル表現を駆使できる知識の幅と柔軟性であるかもしれません。
一つのCGツールのマニアになるのではなく、なるべく幅広く、そしてより新しい技術を取り入れながら、CGを学んでいただきたい。それが世界に通用するCGクリエイターへの近道だと思っています。
©2009 Nitroplus/Project Phantom
[PROFILE]
小阪 崇氣。
株式会社ニトロプラス 代表取締役社長