東映アニメーション株式会社に演出助手として内定が決まった三木 琴絵(みき ことえ)さんに、学校生活や就職のこと、アニメーションのことをインタビューしました!
Q.本学院に入学を決めたきっかけは何ですか?
クリエイティブな仕事に就きたいと考えていたときに、この学院の広告を見たのがきっかけでした。
体験説明会に参加した際、実際にアニメを創る機会が何度もあり、かつ現役の講師の方に教えていただけるとのことでしたので、アニメ業界に関して知識の全くなかった私にはとても良い環境だろうと思い、入学を決めました。
Q.役に立った、印象に残っている講義等は?
学ぶこと全てが新しいことばかりで、全体的にとても為になる講義でした。
個人制作では、絵コンテから編集まで一人でする必要があったので、それまでに学んだことをフル活用しなければならなかった分、達成した時のやりがいが大きかったです。
他のクラスメイトたちが創った個性的な作品を観ることもできましたし、私の中ではとても印象深い授業でした。
Q.学院で身についたことはありますか?
映像作品を見るときに、演出意図を考えながら見ることが増えました。
また、演出監督コースにもデッサンやパース等絵を描く授業があったので、学院に入る前より画力をつけることができたと思います。
Q.クラス、学校の雰囲気はどうですか?
皆それぞれやりたいことに向かって頑張る一方で、制作実習のときにはその完成のために、協力して作業することができるクラスメイトが多いです。
また、先生方は親身に相談にのってくださいますし、設備は現場と同じだけのことができる環境が整っているので、自分がやりたいことを主張するほど豊富な経験ができる学校だと思います。
Q.アニメーション制作の思い出や学院行事の思い出を。
共同制作は入学して一か月後にはもう話が始まっていたので、右も左も分からないままいろいろ調べて、とにかく創る経験してみるといった感じでした。
班員もほとんど話したことがない間柄だったので、お互いの実力も、どんな作品なら期間内に創れるのかも感覚的にしか分からず、とにかく必死でした。
おそらく、こうしたらスムーズにできるのにと思うような、無駄の多いことばかりやっていたと思います。
しかしそんな無駄も、共同制作を完成させるという壁を上り切ったからこそ分かることで、大変だった印象しかありませんが、一番大切な時期だったと思います。
自分の頭の中のイメージを何度も話し合って共有し、チームのメンバーの手によってひとつずつ形になっていく瞬間の感動はなんとも言えませんでした。
制作発表会で初めて大勢の人に見てもらった時、緊張で息ができなかったのを憶えています(笑)
1年次の夏期共同制作作品「天使の矢」
Q.就職活動時の指導やエピソードをひとつ。
キャリアセンターの先生には、就職活動のマナーから履歴書、メールの書き方、面接でどんなことを質問されやすいか、お忙しい中時間を見つけて親身に話をしていただきました。
私は面接が苦手だったので、面接練習のときはかなりグダグダになってしまいましたが、それでも粘り強く相手をしてくださって、内心とても感謝しています。
Q.これからどんな制作者・アニメーターになりたいですか?
観た人が心から笑顔になれる作品創りを目指すと同時に、私自身も楽しんで制作に携わっていければと思います。
そのためにも、日々の努力を欠かさない人間でありたいと思っています。
Q.最後に後輩へのメッセージをお願いします。
私は、アニメ制作において大事なのは、その作品を創りたいと思う気持ちだと思っています。
もっといい話にしたい、もっときれいに動かしたい、観る人にアッと言わせる作品にしたい…どんなに大変な環境でも、そういった気持ちを少しでも持ち続けられるなら、きっと最後まで頑張れます。
作品をつくるうえでいろいろな人と関わることになりますし、困難の多い仕事でもありますが、その気持ちを忘れずに、より良い作品を目指して共に頑張りましょう!
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三木さん、ありがとうございました。
AMGでは、実践的なカリキュラムはもちろんのこと、著名クリエイターによる特別講義や模擬面接など、学生たちの就職活動の手厚いサポートにも力を入れています。
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