『マリオ&ルイージRPG』シリーズを手掛ける株式会社アルファドリームに内定した、
ゲームプログラマー学科 矢野 内記君の、内定者インタビューをお届けします。
本学院に入学したきっかけは何ですか?
入学して早い段階からチームを結成して、共同制作によるゲーム開発を行うことができることと、同時に高いレベルの実践的なカリキュラムでゲームプログラムを学ぶことができる点です。
また、ゲーム業界への関わりが深く高い就職率であるという点です。
役に立った講義?お世話になった先生は?
一番大事な講義は、入学してもまなく始まるC言語基礎の講義です。8回あるこの講義ではC言語を含め全てのプログラムに繋がる基本となる重要な知識を得ることができます。
この講義をしっかりと理解しておくことは今後の講義に大きな影響を与えます。私はプログラムに関しての知識は本学院に入学するまではほとんどなかったので、この講義を受けることで必要な知識を習得することができました。
次に重要な講義はゲーム数学です。ゲーム数学は講義の内容は難しく、先生も厳しい方です。
講義は先生のプログラムの実行結果を再現すると言うスタイルで、またその方法は先生に教わるのではなくて自分で考えて行うという手法です。
講義で教わった内容が応用できるようになり、自分の作品に使えるようになるとそれがどれだけ重要だったのかよくわかります。私は夏期共同制作の段階ではそれを自分の作品に応用するだけの力をもっておらず、今でも残念な思いをしています。
クラスの雰囲気は?教務の先生はどうですか?
困ったときや、つまずいたときには自然に助け合い、相談し合えるクラスだと思います。クラス全体がゲームを作る、ゲームクリエイターになるという目標を持っているからこそできることだと思います。
担任の猪狩先生には多くのアドバイスをいただきました。私がプログラムに関しての質問をした際、うまく説明することができなかったのですが、質問の意図をくみ取ってくださいました。
夏期、冬期共同制作(学院祭・発表会含む)の思い出は?
キャラクターなどのゲームの素材が動き出していくにつれ、ゲームが少しずつ完成に近づいていることのがわかり、とても感動しました。
制作中は、次から次へと素材が手元に届いて、それを順次組み込んでいく処理に追われたり、処理の方法がわからなかったりと、時間がかかって疲れたりで大変でしたが、その大変さ以上に制作することの楽しさを覚えました。
夏期共同制作作品
私の場合は、どこか一つにこだわりたいポイントをおいて、そのポイントにこだわりながら作っていきましたが、そんな風に作り込むという楽しさを実感することが、モチベーションを高めることに通じると思います。また、スケジュール管理の重要さとメンバーで協力し合う大切さも学びました。
冬期共同制作作品
就職活動、指導の思い出はいかがですか?
2年次の4月に行われたクリエイター面接で、アルファドリームの方にお会いして、その後の説明会を経て、この会社に就職したいと強く志望しました。キャリアセンターの岩間先生には提出書類や作品のことで何度も相談に行ったり、面接が決まった時には面接練習をしていただいたり、志望してから内定が出るまでの長い間、大変お世話になりました。
これからどんなクリエイターになりたいですか?
自分のかかわる作品にこだわりと誇りをもって作っていけるようなゲームクリエイターになりたいです。
本当に細かい部分にまでこだわってゲームを作り、ゲームを通じて人に喜びと笑顔を届けたいです。
後輩へのメッセージをお願いします
ゲームを作るのは難しく、簡単ではありません。でも、ゲームを制作することはとても大きな喜びを制作者に与えてくれます。
皆さんもとにかく楽しみながらゲーム制作をしてほしいと思います。私も学院に入学するまでほとんどプログラムの知識はありませんでしたが、講義を休まずに毎日学院に来て勉強して知識を高めていけば、入学前に知識がなくてもやっていけます。
何かわからないことがあっても先生やクラスの人、チームのメンバーに相談できます。ゲームが好きで、本当にゲームを作りたいと思っているのなら、諦めずに是非ゲームクリエイターを目指して頑張ってください。
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矢野さんインタビューありがとうございました。
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