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株式会社カプコンに内定した阿蘇 司さんロングインタビュー

株式会社カプコンに内定した、ゲームグラフィックデザイナー学科 阿蘇 司さんのロングインタビューをお届けします。

本学院に入学したきっかけは何ですか?

この学院に入る前、僕は他の会社に勤めていたのですが、そこで仕事をするうちに「本当に自分がやりたいことは何か」を見つめなおす機会があり、大学時代に一度は目指したゲーム業界を、もう一度目指してみようと決意しました。

そこで、まず技術を磨くために学校に通おうと探しはじめたのですが、やはり卒業時には30歳という年齢がネックになるという話は、どこの学校でも同じように言われました。

その中でこの学院を選んだ理由は、「最短でプロを目指せる」と感じたからです。
正直なところ、年齢的にも経済的にも2年以上通うのは厳しかったというのもありましたが、2年制だという部分を除いても、他の専門学校よりも就職に強そうな印象を感じ、少人数クラスかつ担任制という何かと相談しやすそうな環境であることも、この学院に通う決め手になりました。

役に立った講義?お世話になった先生は?

受けている講義の中で特に役に立ったと感じるのは、デッサンの授業です。
今まで本格的にデッサンというものを学んだことがなかったのですが、デッサンを通して対象物と向き合うことで、立体や質感、空間の捉え方だけでなく、対象物がもつ魅力をどう引き出すか、そのためにはどういう角度や画面構成にするかなど、ビジュアル表現に必要な多くのことを考え学ぶことができます。

お世話になった先生はと聞かれると、関わったすべての先生としか答えようがありません。普段の講義はもちろん、夏季・冬季共同制作中においては、学科を越えて様々な先生に協力してもらうことが多くなりますし、就職活動中には就職指導室の先生方に色々と助けていただきました。多くの先生が、忙しい中でも生徒に対して真摯に向き合ってくださる印象があり、とてもありがたい環境だなあとつくづく思います。

クラスの雰囲気は?教務の先生はどうですか?

みんなが同じ業界を目指しているということもあって、共通の話題でよく盛り上がったりと、常に和気あいあいとした雰囲気です。

社会人経験者や大卒生、高卒生と年代も様々ではありますが、そんなに年齢差を気にせずにいられるところは、自分にとっては非常にありがたいです。担任の小畑先生も全員に気軽に接してくれるので、クラス全体にその雰囲気が伝わっているような気がします。

夏季、冬季共同制作の思い出は?

夏季制作ではチームリーダーをさせていただいたのですが、自分の担当作業をこなしながら、チーム全体の面倒を見るのが大変でした。

なかなか、スケジュール通りに行かず、自分の作業も狙い通りにできないことばかりで、手探りの状態でなんとか進めていったのを覚えています。また、プレゼンテーションや作品展示を通じて、プロの方々に自分たちの作品を見てもらい、真剣な意見や指摘を頂くことで、プロの意識やプロの目線といったものを直接感じることができ、またそれらを理解しようとすることで、自分の成長にもつながったと感じます。

夏期共同制作作品

冬季制作では、夏季制作での経験をうまく活かすことで、制作をスムーズに進めるとともに、作品に自分がやりたいことを盛り込むこともでき、自分の成長を感じることができました。
ただ、就職活動を並行して進めていたので、スケジュール的にはすごく忙しかったです。

冬期共同制作作品

就職活動、指導の思い出はいかがですか?

自分には年齢というハンディがあるということが常に頭にあったので、とにかく早めに動くということと、チャンスを多くつくるという姿勢で臨んでいました。

そのため、夏季制作と冬季制作の間に学外で共同制作をしたり、就職活動のピークが冬季制作とかぶったりと、入学してから内々定を頂くまで、とりあえず動き続けたという実感があります。

その中で、一番印象に残っているのが、面接が決まってからの面接練習で、緊張やあせりで言いたいことをうまく話せず、とにかく酷い出来だったことを覚えています。先生方からも色々と厳しい指摘やアドバイスをいただき、その日はヘコみながら帰りましたが、そのおかげで本番では、何とか自分の伝えたいことをうまく話すことができました。苦い経験ではありましたが、事前に練習することは本当に大切だなとあらためて思いました。

これからどんなクリエイターになりたいですか?

まずは、グラフィッカーとしてプロの世界で通用する実力を身につけることを目標としてがんばっていきます。

そして、自分が関わった作品で世界中にファンを生み出していけるように、ゲーム全体を意識したグラフィック制作ができるクリエイターになり、ゲームの主要な部分を担当できるようになりたいです。

また、ただビジュアル的な表現の制作だけでなく、グラフィックに関する内面の技術的な部分にも精通していくことで、将来的にゲームの開発全体を支えるような仕事にも携わりたいです。

後輩へのメッセージをお願いします

好きなことを仕事にしたいけど、自分には無理かもしれない、とか、自分に合ってないかもしれない、と思っている方もいると思います。
でもそれは気のせいです。なんとなくめんどくさかったり、失敗したくないからそう考えてしまうだけです。

もしゲームが好きでゲームクリエイターになりたいけど、ゲームを作ったことがないという人は、どこかの学校に通うのもいいですが、とりあえずネットで調べてゲームを作ってみてください。3DCGアーティストになりたい人もネットで調べてみてください。絵を描く仕事をしたい人も。大丈夫です。ツールはすべて無料で揃います。やってみてください。

はじめは少し難しいかもしれませんが、投げ出さずに少し頑張れば慣れます。そうやって完成したものを見て、あなたはどう思うでしょうか。もっとこうすればよかった、とか、次はこうしてみよう、とか思ったら、あなたはもうクリエイターです。

まあこんなもんか、と思った人は、あんまり向いてないかもしれません。それでも、やってみないとわからないこともあるので、とりあえずやってみましょう。悩むのはそれからで十分です。
もし、もうはじめている人がいれば、そのままどんどん加速していけばいいと思います。僕も負けずに頑張ります。

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阿蘇さんインタビューありがとうございました。
AMGでは、実践的なカリキュラムはもちろんのこと、著名クリエイターによる特別講義や模擬面接など、学生たちの就職活動の手厚いサポートにも力を入れています。
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また、学校見学・体験説明会も随時開催しておりますので、お気軽にお越しください。

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