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「バイオハザード」「鬼武者」「モンスターハンター」などでおなじみの 株式会社カプコンによる、学内企業説明会開催!!

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ゲスト:株式会社カプコン ソフトウェア技術部部長 松嶋延幸氏

通常、学内企業説明会では、企業のスタッフに来校していただき雇用条件や企業理念、必要な人材像をお話しいただいています。しかし今回は、より深くゲーム制作の中身に触れる内容に出来ないかと、今回のゲスト松嶋さんと学院進路指導室との間で話し合われ、通常のカプコンの会社説明会とは違う、授業に近い形でのガイダンスとなりました。

―――計画・実行・チェック・完成…そして反省

「学生時代に制作したゲームで、ちゃんと計画してやっているかっていうとなかなか経験がないのでそうもいかない事が多いですよね。現場でも計画はもちろん立てますが、プロでも新しい技術に挑戦したりこれまでに経験のない事する時があって、スケジュールが予測出来ない事だってあるんです。ただ、学生時代と違うところは動かす事の出来ない納期があること。学校の課題の提出とは責任が全然違いますから。だからあたりでもいいからスケジュールを設定して、途中で進捗の具合をチェックして、不具合が生じたらその時点で計画を作り直して、期日に間に合わせる工夫をするんです。とにかく、試してチェック、試してチェックと繰り返し行いながら調整するんです。」松嶋さんはカプコンでの制作のチェックの流れを具体的に説明していきます。参加している学生達は、 これまでに共同制作や個人制作などで実際にゲーム制作の作業を経験しています。それだけに今回の内容は非常にリアルな事として受け取っているようです。

「ここで重要な事があるんですが…、ゲームが完成したら、『反省』というという行為が必要なんです。皆さんもゲームを作っている時にいろんなトラブルがあったり、問題点があったりしたでしょう。それをそのままにしてしないで、ちゃんと反省会をして次のゲーム制作につなげていかないといけないんです。」これには、学生達も内心ドキリとしていたようでした。夏の共同制作では、完成して発表会をして、「良かった、完成できた!」と喜ぶのはとてもいい事です。でも落ち着いて冷静に考えて、自分ができたはずの事を思い返し、反省する事がとても大事なに学生達も気付いたのではないでしょうか。

―――各職種の必要な要素とは

「今のゲーム業界、本当に一人で作るって事はないです。技術はもちろん必要だけど、コミュニケーション能力はやっぱり必須ですよ。」と言う言葉に、学生たちの脳裏にも夏の共同制作でチームメイトに自分の想いが伝わらず、苦労した事などの出来事が蘇ります。「君達は共同でゲームを制作する機会があって本当にラッキーだと思うべきです。その経験がきっと会社にはいってから役立つと思います。」

―――「デッサンが重要といわれていますが・・・」

ひととおりの説明がおわった後は、質疑応答コーナー。学生達から手が多く挙がるので松嶋さんもびっくり。しかし、全ての質問に丁寧に答えてくれました。
「グラフィッカー希望なのですが、どんな作品を用意したらいいですか」
「カプコンのデザイナーの仕事はとにかくデッサンの取れた絵を描けるかということが一番大きなポイントです。何を用意するかは、それぞれの個性で構いませんのでそこを意識してみてくださいね。」

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予定時間をオーバーして講義は終了。松嶋さんのお話はフランクかつフレンドリーで、学生の目線に立って面白く分かりやすいものでした。しかし、そのお話の中にはゲーム業界を背負っていく未来のクリエイター達への期待の気持ちがあふれています。その期待にこたえるべく、学生たちは日々精進していくに違い有りません。

アミューズメントメディア総合学院では、就職指導の重要な一環でこのような学内企業説明会をどんどん開催していきます。その模様については今後も公開していきますのでお楽しみに!

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